28歳、仕事と恋愛を天秤にかけてみる
またひとつ年を重ねて、私は28歳になった。
かつてはだいぶ先のことだと思っていたアラサーという肩書きも、さすがにもう受け止めなくちゃいけない年齢に差し掛かっている。
もう28歳、いやまだ28歳。そんな葛藤を自分の中で日々繰り返す。
気持ち的にはまだ28歳、なんとでもなるでしょうと楽観的に思えてしまう。けれども一歩外に出ると、もう28歳なんだからと選択の自由が狭まったような感覚を覚える。
自分がいいと思えればそれでいいのに、つい標準をまわりに合わせてしまうのはなぜなんだろう。
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誕生日を迎えるにあたり、昨年のnoteを振り返ってみた。
27歳で私はいまの恋人と復縁した。彼と過ごす日々は優しくて温かくて、遠回りしたのはいまのこの日常を迎えるためだったんじゃないかなとさえも思う。いつのまにか彼は私にとって大事にしたい人となっていた。
そして仕事ではフローリスト2年目に。
去年の今頃よりできることはぐんと増えて、いまはアレンジメントも作るようになった。かつては自信がまったく持てなかった花束も、お客さんの目の前で堂々と束ねられるように。
また仕事の一環としてマルシェにも出店するようになり、私はその担当として動くようにもなった。
はじめは何も分からずこんな責任私は負えないと逃げ出したくなっていたのだけれど、いまでは向き合ってよかったと思える。そのおかけでマルシェを通じて顔見知りの花屋さんもできたのだから。
私生活においても、好みの場所やお店が少しずつ増えてきた。
自分の好きや心地よいを楽しめるということは、私における暮らしに馴染めてきたと思える基準の一つ。
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誕生日を迎えて、私の肩書きは27から28へと数字がひとつ増えた。
いまの私はふたつの事柄を天秤に掛けてはずっと眺めている状態。
ひとつはフローリストとして、いまの花屋で花の仕事をできるところまで頑張ってみたいという働く上での願望。もうひとつは恋人と一緒に暮らしていきたい、人生を歩んでいきたいという私生活での想い。
どちらか一つなんて言わずに、ふたつとも選べたらこんなにも悩むことはないのに、神様のいじわる!と叫びたくなることもあるけれど、それが人生。すべてが思いどおりになるなんて、奇跡が起きるようなもの。
恋人と仕事と、どちらをどうとるのか。時間をかけて、前向きに答えを出していけたら。でも後悔はしないよう、ちゃんと自分の気持ちには素直なままで。
これが個人的な28歳の抱負。
29歳の誕生日を迎えるころには、もうそのタイミングが訪れていてふたりは次のステップへと動き出しているのかもしれないし。
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8月のおわり、お盆休みもおわり仕事を全力で頑張るぞと思った矢先にコロナでダウンしてしまった私。一人暮らしだとつい心細くなってしまう、彼が近くにいてくれたらと思いながら電話で励ましてもらう日々。
いろいろやりたいことや抱負はあるけれど、何事も健康第一だなと思わされる今日この頃。
何はともあれこれからも自分らしく過ごしていけたら。28歳のわたしもどうぞよろしくお願いします。
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