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苦手を得意にするより、得意なことを伸ばそう

少し前までSNS集客というのか、営業みたいなことをやっていた。「話せれば稼げる」を信じて、苦手を克服しようと必死だった。しかし、断られる前提のクロージングと、人と関わる時間の長さに耐えられず、今では幽霊会員だ。


運良く上手くいっていた私には10人ほどメンバーが付いて、リーダーを命じられる。しかし、感受性が高いせいで相手の悩みも自分の悩みのように考え込んでしまい、辛くてしょうがなかった。さらに、自分の行動がメンバーにも影響すると言われ、ちゃんとしなきゃいけないと自分を追い詰めてた。
楽しいセミナーも頭に入らない、参加しないと「どうしました?」のLINEの通知は憂鬱。
テンパリ症だが、説明会の司会もやった。しかし、回数をこなしてもテンプレ通りにしか出来ない。

リーダーになってからは体調不良が続いて、酷い時は高熱が丸2日。わざと嫌われるような言動もしたが、なんやかんやなだめられて留まる。しかし、人と関わる気力が尽きて音信不通の手段に出た。

音信不通にしてから丸2ヶ月、私生活もグーダラしながら気力の回復をする。セミナーも出なくていい、0時くらいまで拘束されるミーティングも出なくていい。時間の自由にひたすら感動していた。
大前提にみんな良い人だ。人間力もあり、とことん相手に尽くすような人たちだ。でも、成功のためには〇〇しなければならないという圧力に、私が耐えられなかっただけである。

私もここで自分自身と人生を変えてみせる!と意気込んでいた。苦手なことも挑戦していけば怖くなくなるとも信じていた。だが、苦手を克服し、得意にするのが、果たして正解なのか?と自問自答をして、ここでなくても良いにたどり着く。
苦手を得意にして成功した人もいる。同じくらいに、得意なことを極めて成功した人もいる。私は話すことは人一倍苦手だが、文章を書くのは人より得意な方だ。ただ、好きで書いているだけでは、趣味止まりになる。だから私は文章を書くスキルを上げて、人から読んでもらえる文章を書くプロになると決めた。

いくら得意なことでも、上手くなるためには越えなくてはいけない壁はある。キツめのフィードバックに心が折れそうになる時は、私を否定してるわけじゃない、足りない点を教えてもらってると思考の切り替えを意識する。好きなことだから頑張れるというのも、得意なことを伸ばす強みだ。

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