みんな好きなことして生きてますか?
わたしの親は勉強にうるさくなかった。今日宿題ないの?って聞かれることはあっても、勉強しなさい。っていわれた記憶はない。それでも、親の顔色を伺って、ある程度の成績も保ったほうがいいよね〜って思って少しは勉強してたはず。
高校もなんとなく決まった。自分の成績で行けて、親も納得するところに。
そろそろ大学受験って頃になって、大学ってなんだろう。行く必要あるか?ってことを自分の中で考えはじめていた。
大学4年間にかかるお金も時間も現実的じゃないと思ったし、そのお金と時間を留学するのに使いたかった。どうしてもNZにまた行きたい、留学したい、そう思って大学には行かないことにした。
(ちなみに、経済的に大学卒業したあと留学する選択肢はなかった。)
この決断をしたときにお父さんに言われたのは、
普通のことをしないなら、まだ敷かれてないレールを進むことになるんだぞ。
自分で決めた道を進む人間は失敗しても誰のせいにも出来ないんだぞ。
このふたつ。
お父さんからしたら、大学に行ってほしかったのかなって思うけど、わたしにはすごい刺さったんだよね。
あ、やることも、やらないことも、全部自分で決めていいんだ。
そう思ったわけ。人のせいにしなければ、好きに生きていいんだなーって。
わたしが思ってた、こうあるべき。〜しなくちゃいけない。これが普通。っていうなにかから開放されたときだった。
さて。やりたいことをやるにはどうしようか。
留学に行きたい。
これを言い続けても、誰かの提案とか助けが無いと何も進んでいかないことに気づいた。願望だけだから。でも、
留学に行くことに決めた。
少し言葉を変えるだけで、意志が固く、言葉に責任感があるように感じる。(よね?)
実際にこの言葉を親に伝えるには、発言の責任を持たないといけないと思って準備が必要だった。
どこに行くのか、どこに住むのか、いつ行くのか、どれくらいの期間なのか、入学のための試験に合格できるよう準備していること、親に何の援助をしてほしいか。このへんの情報をプレゼンテーションしたかった。行きたい学校があったから、連絡をとってみたり、ホームステイしようと思って調べて登録をしてみたり、目標とかやりたいことに向かってやることだから、難しくても楽しかった。(このずっと後から知ったけど、世の中には留学をサポートしてくれる有難いサービスもあるんだよね。ぜんぜん知らんかったわ。)
ある程度、留学に向けての道すじが見えたところで親に伝えると、
決定事項に返事するときは、はい、分かりました。以外に言うことが無い。
とのことで。。
無事に誰からの反対も無く、留学が決定。
わたしの中では、この留学が決まるまでの経験ってすごく大事だったな〜って思っていて。
自分がやりたいことをやる為にした行動が間違いじゃなかったって分かったのもあるし、自分で道を開いていく実感があったから。
自分で道を開けば、敷かれてないレールも進んで良いんだね。
自分で決めたことに失敗してもいいんだよね。失敗だったって気付けることが収穫になるし。
勝手なこと言ってるわ〜。って思う人もいるかもしれないけど、自分で自分の責任をとれる覚悟があるなら、自由に生きることが出来るよ。っておはなしでした。
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