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学校 Google アカウントから別のアカウントへデータ移行

学校 Google アカウントから、
別の Google アカウントへデータ移行を行う
「Google コンテンツ移行処理」の手順を共有します。


想定読者

  • 卒業等で学校を離れ、学校 Google アカウントが使用できなくなる人

  • 学校を離れたあとも Google アカウントを使用する人

手段の選定

Google Drive では共有、Gmail では転送機能を利用したデータ移行を試しました。
結果として、データを一度ストレージや Google Drive にダウンロードする必要がありました。
また Google Drive でフォルダを共有した場合、移行先ではフォルダを自由に移動できなかったため、フォルダを新規作成しファイル単位で移動する必要がありました。
Gmail の転送も、対象が限定されていました(チャット、下書き、送信日時設定済み、機密情報を含むメールは転送不可)。
以上の点にデメリットを感じたため、今回は「Google コンテンツ移行処理」を行います。

手順

基本的に以下の手順に従います。

  1. 学校 Google アカウントにログイン

  2. [コンテンツの移行] にアクセス

  3. 案内に従い、移行先アカウントを指定する

  4. コンテンツ(Google Drive, Gmail 等)を選択し、[転送を開始] を選択

  5. 移行処理完了のメールを受信

問題と解決手順

手順 4. で以下のメッセージが返されました。

「コンテンツの移行」機能は G Suite for Education の承認済みアカウントでのみ使用できます。管理者に問い合わせるか、別の Google アカウントでログインしてください。

https://takeout.google.com/transfer

今回使用した Chrome プロファイルでは、学校アカウントと個人用アカウントの両方にログインしており、
移行先の個人用アカウントがデフォルトに指定されていたため、
[転送を開始] を選択したとき、新規タブが開くと同時に移行先アカウントに切り替わってしまったようです。

この後、学校アカウントに切り替えると [転送を開始] を選択する前のページに戻り、選択すると再びメッセージが表示されるという状況が繰り返されました。

この問題に対し、新しい Chrome プロファイルを作成し、学校アカウントのみにログインした状態で再度 [コンテンツの移行] にアクセスすることで解決しました。

新しい Chrome プロファイルの設定は以下を参照ください。

以上です。

閲覧ありがとうございました。


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