服飾学生のアーカイブⅢ
こんにちは、今日はwrittenafterwardsのデザイナーである山縣良和氏の話を聞くことのできる機会があり、その時思ったことをここに残していきます。
第一印象は、あの山縣さん!と思いました。卒業制作がある雑誌で特集されていたものを読んだことがあり、裸の王様をファッションにしたファンタジー感のあるファッションショーでした。当時はこれファッションとして認められるんだと思ったものを思い出しました。
私はそんな山縣さんから自分のルーツの大切さやファッションが与える環境問題とその責任を負う必要があるという考えを学びました。
服を作ること自体環境問題につながるファッション産業は、現在社会から試されているとも語っておられました。サステイナブルなファッション、オーガニックを用いたマテリアル。
マイナスをプラスに変えていくために、まずマイナスをゼロに戻す挑戦。そしてゼロからにプラスに変えていく挑戦。ファッション業界は現在難しい局面に立たされています。
しかし、問題とは自分が問題意識を持たないと積極的な行動を起こすことは難しいと思います。そこで必要になるのは共感性だと私は考えます。
私が考えるに、似たような経験があって、そこで他人と共感できることが多いと思います。つまり、発信する側は自分の経験を見直すことで、他人に共感してもらえる要素が明確になるように思います。
ここでつながるのが自分のルーツの大切さではないでしょうか。
自分を知ることは以外と難しく、他人の意見を聞いて自分像をイメージすると山縣さんはおっしゃられていました。
私は自分のルーツを知るために、まずは自分の親や環境に目を向けていくつもりです。自分自身を最初から知ることは、昔の記憶を思い出すことと同じくらい難しいと思います。
最後に、このようなお話が聞けたこと嬉しく思います。今後もいろんな方々の考えを吸収して、大きく成長したいと考えています。
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