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今日は2022/7/27の日記「ダンベル何グラム持てる? そして君の黒歴史」

・決まった時間に睡眠剤を飲むようにしていると、まあ多少寝不足ながら、狙った時間に起きられる。だから習慣的に同じ時間に飲んでいます。

・睡眠剤が手元にない状態での不眠ももちろん地獄だが、そういう場合、小説を書くなり読むなり、なにか思索に更けるなり、あるいはゲームでもやって一夜明かしてしまうなりすればよい。しかし睡眠剤を飲んだ上での不眠! これがもう地獄の中でもトップクラスの地獄である。

・睡眠剤は私の脳を無理やり機能停止しようとするが、私の身体かあるいはその脳がめちゃくちゃな叛逆を起こす。睡眠剤なしの不眠が水面すれすれの息継ぎだとすると、この場合の不眠は、無理やり頭を水に突っ込まれて、「さあ吐け!」と言われてる拷問に近い。限界まで呼吸を我慢して大きく息を吸うみたいにぷつりと意識が途切れるが、酷い悪夢を見てはっと目覚める時には30分くらい経っている。そして20分くらいまたその睡眠剤の水に押し付けてくる手に反抗しながら、ぷつりと意識が途切れ、これまたそこら辺のホラー映画を観たほうが全然精神衛生上いいぞっていうレベルの悪夢を見る。次に起きたら日が昇ってる。しかもこの間の時間感覚はほんの数秒なので、「眠った」という感覚がほぼない。どちらかといえば「死んでた」に近いです。

・やがて睡眠剤が切れ事態を認識し始めた脳が「お、これは地獄だ」と気付くと、その途端に睡眠不足の症状が身体を襲い始める。酷い頭痛と、寝返りをおそらく打たなかったことによる全身の鈍い痛み。そして低質な睡眠で忘れ去っていた呼吸をすると、膨らむ肺が痛む。私はなんの試練を受けさせられているわけ。


・エタるって言葉がある。Web小説がエターナルに更新されないことらしい。造語とはいえ動詞の原形が否定の意味をそのまま含んでいるところがいいですね。天上の黒百合は一時期その危機にあって、読者に心配をおかけした歴史がありますが、でもこれは書きあぐねてたとかでなくて、普通に大学一年目でめちゃくちゃ忙しだったからです。

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