三越伊勢丹サウナ部

とある百貨店のサウナ好きが立ち上げたしがないサウナ部。 オフィスにサウナを作るべく、日…

三越伊勢丹サウナ部

とある百貨店のサウナ好きが立ち上げたしがないサウナ部。 オフィスにサウナを作るべく、日夜活動しています。 合言葉は「好きを仕事に」 Instagram、Xもやっています。

最近の記事

サ宇宙を目指している男

休みの日は道内サウナを巡り、 仕事の出張先では必ず現地のサウナを愉しむほど、 四六時中サウナに触れる日々を過ごす男にして、 三越伊勢丹サウナ部札幌支部長を務めるつぼね。 社内ではわりと高いポジションにいるが、 サウナ部の中では一つの支部を束ねる中間管理職だ。 こんなつぼねの凄さは基本に忠実な行いと言える。 サウナ、水風呂、休憩という基本の順番はそのままに、 丁寧な洗体 サウナ前の温冷交代浴 サウナ前の身体拭き 無理のない水風呂入浴 休憩前の身体拭き 休憩時のポジション選び

    • 水通しでサウナの扉が開いた話

      水通しとは… サウナに入る前に水風呂に浸かり、一度身体を〆る行為。 かの有名なレジェンドサウナー「濡れ頭巾ちゃん」が考案したとも言われる。 (諸説あります) こんな水通しを始めたきっかけは、 夏の暑い日にサウナに入っていた時のこと。 ・なんか汗が良い感じに出ないな… ・外の暑さからの流れでボーッとするな… などと 火照って身体のままでサウナに入ることに違和感を感じ、 それが日に日に大きくなっていることに気がついた。 その気になりようを例えるなら、 のような感じ。 話

      • 香太くん

        香太くんと聞いて、 「あー香太くんね」と思う方は多いと思うが、 あえて今日は香太くんについて書いてみようと思う。 照りつける炎天下の中、 日焼け止めを塗り忘れたせいで火照りまくった肌を更に火照らせる為にいつも銭湯に行った。 いつも通りにホームセンターで売ってる繋げられるタイプのジグソーパズルみたいなウレタンの敷物を一枚取り、 サウナ室を開けた。 「えっ、ここは森?」 いつものお世辞にも良い匂いとは言えない壁に染み込んだほんの少し汗臭さが癖になっていた私は一瞬混乱した。

        • 昭和ストロングスタイルが好きなもんで

          サウナ→水風呂→外気浴 サウナ好きであれば知らない者はいないであろう、 間違いの無い流れだ。 もちろん私もこの流れを忠実に守り、 幾度なく”ととの”ってきた。 振り返ると約25年前、 「なんであんたは家にお風呂があるのに銭湯ばっか行くの?」と割とガチ目に親に怒られていた時、 銭湯でいつも見る顔のパイセン(銭湯の先輩)はサウナを出ては水風呂に行き、 身体を冷ますと、 その足でサウナに戻っていた。 当時はサウナのにおいにやられ、 そもそもサウナに入る人自体が信じられなかった

        サ宇宙を目指している男

          熱湯の話のつづき

          熱湯の話のつづき (だいぶ時間が開いたけど…) サウナは前菜と位置付け、 その後のお湯がメインディッシュになっていることを前回のnoteで書いた。 すると、 各所から、 いや一部の方から、 もといほんのちょっとの方から、 共感の声を頂けた。 それならもう少しだけお湯について書いてみよう。 熱湯(あつゆ) 個人的には… 42℃以上のお湯を熱湯と呼んでいる。 いきなり入るとちょっと熱いなって思う温度。数分入ると身体が赤くなるくらい。 お湯の面白いところは、 水質 ジェ

          熱湯の話のつづき

          サウナとお湯はセット派

          サウナに定期的に入るようになる10年以上前。 わたしはお湯の魅力を知った。 もちろんサウナも大好きだが、 お湯も大好きだ。 サウナだけだと何か物足りない。 〆にお湯が欲しくなる。 例えるなら、 サウナの後に水風呂に入り、 身体の拭きが甘い状態での休憩時の ちょっとした物足りなさ。 いや、 北欧でバッチリととのった後にカレーを 食べずに帰る時の物足りなさ。 表面的には満足しているものの、 心の奥底では何を求めている感覚。 最近、 サウナ部メンバーともお湯の話を しばし

          サウナとお湯はセット派

          百万聞は一サにしかず

          百聞は一見にしかず 百見は一会にしかず 百会は一サにしかず たとえ何千回聞いたとしても、 一回見たことよりはわからず。 たとえ何千回見たとしても、 一回会って話したことよりも胸を熱くすることはできず。 もちろん数回会うこともいいことですが、 一回サウナに入ると繋がれる。 サウナってすごい。 嬉しいことに、 私たち三越伊勢丹サウナ部に会うために わざわざ貴重な時間を使ってくださる方がいる。 会いに来る時間があれば、 5セットはサウナを愉しめるのに、 わざわざ会いに来てく

          百万聞は一サにしかず

          Twitterスペースをやる理由

          Twitterスペースをスタートし、 早いもので、 なんだかんで1年が経過した。 あっという間という、 感想として文字にするのもはばかれるような ごくごく当たり前の感情をいだいた。 例えるなら、 サウナ後に水風呂に入り、 外気浴を行い、 あぁ〜気持ちいいといった具合。 話を戻すが、 私たちは昨年の2月位からTwitterスペースを はじめ、 多くのゲストの方とそれはそれは湯る〜く 色々な話をサせていただいた。 ある時はフィンランドとの中継、 またある時は神戸、そして北海

          Twitterスペースをやる理由

          無くしたいブランドの話

          「このブランドをなくすことが、ブランドの目的です」 こんなブランドを聞いたことがありますか? わたしはなかった。 ブランドは、 ブランドということだけあって、 ブランド名の認知度や人気を高め、 そのイメージでもって商売していくものだ。 ブランドをやめるために、 ブランドをはじめた。 聞いた時は理解に苦しんだものの、 すぐにわたしたちはこの想いに共感していた。 僭越ながらアパレル業界に身を置く我々の本業は、 コロナで大きすぎるダメージをくらった。 例えるなら、 CO

          無くしたいブランドの話

          サウナ部専属運転手

          あさが。 熊さんみたいなガタイ。 まるでボディビルダー。 かと思えば、柔らかい物腰。 このギャップ萌えがあさがの特徴だ。 あさがは 三越伊勢丹の展開するメタバース事業 rev worldsのビルダーとして活躍している。 あまりの身体大きさで、 水風呂に入ると溢れる水量が多く、 あさがが出た後の水風呂はほぼ空っぽだ。 先日もTHE SAUNAに行った際に あさがの入った後の水風呂に 勢いよく飛び込み、 危うく大怪我をするところだった。 もしサウナであさがを見つけた時は

          サウナ部専属運転手

          サウナの日生まれの波乗りサウナーの話

          今日もかわむらは風を受け、 颯爽とみなもを切り裂いていた。 かと思えば、 灼熱の風を真正面から受け止め、 汗を流していた。 そう、 かわむらは波乗りサウナーだ。 今日時点で波乗りサウナーという名称は浸透していないが、 かわむらは必死で浸透させようとしている。 曲がったことが大嫌いな性格のかわむらは まっすぐとものごとに向き合い性分で 波乗りもそうだが、 サウナでも持ち前のまっすぐさを活かす。 何がまっすぐかといえば、 例えが思いつかないが、 要はまっすぐだ。 メト

          サウナの日生まれの波乗りサウナーの話

          サウナ部唯一の醸造家

          たかしま。 この名を聞けば、 有名な高嶋一族を思い出す人が多いと思う。 そう、 苗字が一緒で顔がどことなく似ていて、 時より「たしろさん…事件です」と言う。 なのに、 赤の他人である。 たかしまは学生時代からクラフトビールやウィスキーなどこだわり系のアルコール飲料の魅力に惹かれ、 バーやタップルームで働く傍ら、 とんでもない量のビールを飲んできた。 サウナーの皆さまがそうだったように、 イオンウォーターをとんでもない量飲んでいるのと同じ位はゆうに飲んできた。 そん

          サウナ部唯一の醸造家

          お湯かれさまの生みの親

          たしろ 三越伊勢丹サウナ部の創設メンバーであり、CCO(Chief Comment Officer)を務める。 そう、私である。 幼少期から東京の場末、 銭湯とヤンキーともんじゃ焼きに 囲まれ育ってきた。 銭湯はしばしば訪れていたものの、 サウナに関しては 臭いがトラウマでほとんど入っていなかった。 社会人になってからも、 昔の記憶が邪魔をして、 扉すら開けることができなかった。 (今では完全克服) そんな私の愉しみは、 町にある変な看板を見つけること。 違和感があ

          お湯かれさまの生みの親

          昭和サウナのトントゥ

          たかむら。 サウナ部創設メンバーであり、 CMO(Chief Marketing Officer)という要職を担っている。 誰よりも先頭に立ちおふざけをし、 常にサウナ部を盛り上げる存在である。 先日紹介した 元芸人のよしみの上司であり、 師匠であり、 メンターであり、 父に相当するほど密な関係だ。 とある筋からの情報によると、 学生時代から類稀なギャグセンスと 怖いもの知らずの行動で 変態との異名を持つたかむらは 数々の伝説を残していた。 当時の友人から 全て内容

          昭和サウナのトントゥ

          コミュ力おばけのサウナ部員

          みやあや。 声に出すと噛みそうな名前だが、 勇気を出し、声に出して欲しい。 もし、 「みやあや」って言おうとして、 「みやぁー」ってなっても 決して自分を責めないで欲しい。 話を戻すが、 彼女はサウナ部の宣伝部長兼 女性サウナー推進部長だ。 東東京の遊郭に程近い場所で生まれ育ち、 幼少期からお湯やサウナには嫌というほど 触れてきた。 そんなみやあやだが、 水風呂デビューは2020年とつい最近のこと。 昔からのお風呂&サウナ好きに稀にあるケースだが、 お風呂&サウナ

          コミュ力おばけのサウナ部員

          元芸人のサウナ部員

          よしみ。 この男は、三越伊勢丹サウナ部ファンクラブ運営担当だ。 よしみの経歴を話すとやや長く、 そして複雑なわりにそこまでオチをつけることができない為、 今回は割愛するが、 一つだけ伝えると よしみは元芸人だ。 よしみはたかむらCMOのおサそいでサウナを知り、 サウナの魅力に取り憑かれた。 よしみは常軌を逸するほどの水風呂好きで、 部員から「水風呂から生まれし者」と言われている。 その昔、カッパ伝説やツチノコ伝説があったように、 私たちは”よしみず風呂伝説”があると

          元芸人のサウナ部員