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自分の心の土を耕せば見える景色も変化する

先日、友人と久しぶりに再会し、一緒に瀬戸内海を眺めた。わたしは彼女の撮る写真が好きで、青の世界観に惹かれている。

その日も実際に友人のカメラ越しで撮影した写真を見せてもらい、素敵な瀬戸内の写真の数々に心を奪われた。

最近マニュアルで撮影する方法を覚えたので、友人の撮影時の設定やカメラの話を真剣に聞き入り、来年に向けてどんなカメラを買おうかと心を踊らせる。
わたしはSONYのアルファシリーズを使っているが、買ったのはもう6年前だ。遠くまで撮影できないのでスポーツ観戦には不向きだが、コンパクトで画面を動かすこともできるため、旅行や日常の普段使いにはちょうどいい。

ただ数年前からiPhoneのカメラに頼ってばかりで、特にXのポートレートモードは「ミラーレスを持ち歩く必要がないのでは」と思ってしまうほどお世話になっている。

(実はこの写真もiPhoneのポートレートモード......)

だけど、実際カメラを愛用して撮影している友人の話を聞いて、再びカメラ熱がむくむくと湧き上がってきた。
彼女が切り取る写真、わたしを撮ってくれた何気ない写真も、いつもと違うように感じて何度もアルバムを見返した。このいつもと違う惹かれる感覚や世界観を相手に与えることができるのはとても羨ましい。

計画としては今すぐにカメラを買おうというわけではなく、まだ手元にあるミラーレスのカメラが現役で使えるので、ひとまずそのカメラで写真の世界を楽しみつつ、野球用に来年新しいカメラを買って、また落ち着いた頃にフォトウォークや日常用のカメラが欲しいなと思っている。
これからの先々、スマホではなくカメラで写真を撮って残しておこうと思えるような、掛け替えのない日常を過ごしていきたいという希望も込めて。

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友人と話して一緒の時間を過ごすことで、自分の中に新たな景色を見ることができたり、自分の景色が変わる感覚って大事だし心地よいと感じた。

一人になりたい時もあるけど、それだけでは自分の思考が固まってしまう原因になったり自分本位になってしまう。
こうやって誰かと関わりをもって、つながっていくことで新しい発見があったり、自分の中にある土が耕されていくんだなぁと思う。

先日のコーチングでも、「スキルを身につけることばかり頭の中にあって、小説など物語をほとんど読んでいない」とコーチに話したのだけど、それも新しい景色が見えるかどうかの感覚に近いのかなぁと感じる部分がある。
さまざまな景色の見え方を知ってるからこそ、誰かの痛みや苦しみを少しでも理解できたり、自分の心に余裕や余白が生まれていくのかなと思う。
物語に触れる時間をとることで、見えてくる景色を大切にしていきたい。


今年のうちに読みたい本はたくさんある。年末には、今よりもさまざまな景色が見えているといいな。

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