見出し画像

スマートティーポット「teplo」が良い

昨年、teploというティーポット(ティーメーカー)を購入した。

緑茶、紅茶、烏龍茶など種類を問わず、水と茶葉をセットすれば任意の温度と時間でお茶を淹れてくれる。さらに公式茶葉を使うと「パーソナライズ抽出」が可能になり、心拍や体温、気分によって抽出を調整できる。にくい家電だ。

選べる抽出時間は1分から10分、温度は30℃から95℃。玉露などのだいぶ低いお茶でも50℃なので、だいたいの(すべての?)お茶はこれでまかなえる。

日常的に使っているよという記事やツイートをあまり見かけないので、ここにまとめてみた。

何がいいのか

人によってteploのメリットはさまざまだと思うけれど、私には低温抽出のお茶が簡単に飲めるというところ。

私はティファールの電気ケトルしか持っておらず、例えば玉露用に50℃のお湯を作るのがそもそも面倒である。たまにその面倒を乗り越えるものの、今度はお急須に注いで抽出を待つ間にどんどん冷めていく。湯温が低いとお茶が出ないので「手間掛けた割にぬるくて薄い」お茶を飲む羽目になっていた。

お茶は苦みやすっきり感があるほうが好きだし、玉露を高温で淹れてもいい。でもせっかくなら低い湯温で淹れて「うまみ」を味わってみたいと常々思っていた。

そこにteploを見つけて飛びついたのが2020年の11月末。それ以来すっかり生活に定着し、週に数回、多いときは一日に数回使っている。

公式茶葉かそれ以外の茶葉かにかかわらず、低温で淹れてとろーんとした味わいのお茶を楽しめるのはとても良い。目覚ましに高温で苦み強めにとか、寝る前だから低温でゆったりとか、選択肢が増えるのも単純に楽しい。


…と思ったらこちらの記事で同じようなことが言われていた。

コロナ禍の急激な暮らしの変化に未来のIoTプロダクトはどう応える?これからの企業マーケティングに求められるもの
https://dime.jp/genre/1055126/

どんなときに使っているか

平日は仕事から帰ってきたときや寝る前に使うことが多い。せっかく淹れるのだから、じっくり味わえるとき、ゆっくり飲めるときでないともったいないという気持ちがある。なのでばたつく朝はこれまで通りお急須でぱぱっと飲んでいる。

在宅勤務の日は時間に余裕があるので、朝一で淹れることもある。また、昼食を終えた後にはFocus on workで淹れて仕事に戻る。半ば自己満足だけれど、「場面に応じて飲み分けている自分すごい」感にひたれて良い。

休日だと特定のタイミングはなく、気が向いたときに使う。基本的に一日中だらだらしており、そもそもタイミングが生まれにくい生活リズムだからだと思われる…。

パーソナライズ抽出は使っているか

サブスクに契約していて、7割くらいはパーソナライズ。貧乏性なせいか1回淹れるだけで茶葉を捨てるのはもったいないので、1煎目はパーソナライズにして2煎目はパーソナライズを使わずにStrongで淹れることが多い。さすがに同じ条件で淹れたら薄くなるのでは?と思ってStrongにしているが、たぶんMildやMediumでもそんなに変わらない気はする。

サブスクについての記事ははこちら

指をセンサーに置いている間が暇なので、もう片方の手で指紋アイコンを連打して波紋を維持する、という根暗な遊びに集中している。↓

画像1

User Teaは登録しているか

サブスクの茶葉を使わないとき用に1つだけ登録している。だいたい数種類を平行して飲むことが多く、そのときのお茶に合わせて都度時間と温度を入力する。お茶は固定ではないので、一つずつ登録するよりもこのほうが楽。

(そういえばUser Teaは最初に茶葉の量を登録するが、6gに設定したままで、実際に使うのは3gだったり5gだったりお茶によってまちまちである。これって抽出にも影響あるのだろうか)

ひっそり気に入っていること

インフューザーが磁力で動くことがかっこいい。インフューザーを直接回すのではなく、ガラスポットの外から磁力で動かしているのが未来っぽい。可動部が露出していないので、洗うのはインフューザーとポットだけで済むのも楽だ。また、インフューザーにも磁石が入っているようで、金属ラックにくっつけておけるのが地味に便利だと思っている。

インフューザーを回すモーターの音が良い。黒電話のダイヤルが戻っていくときのような、じーー………という音がする。音量はたいしたことなく、ティファールの湯沸かし器よりも小さいくらい。

その他いくつか気になること

電源コードがとても固い。隣に置いている電気ケトルがたまに動くくらい固い。もう少し柔らかいとうれしい…。

アプリのUIがちょっと変。でもそれは追々修正されていくと思うし、操作に困ることはない。自分だったらどういう日本語にするだろうか、と考えるのは楽しい。

アプリがバックグラウンドに回っていると、抽出が終わったときの通知が来ない。タスクキルのホワイトリストに入れているしバッテリーセーバーの影響を受けないように設定しているつもりだが、何か他のアプリが干渉しているのかもしれない。

抽出が終わった後、Ready画面を見ずにアプリを終了すると、なんだかおかしな挙動にする。次回アプリを立ち上げると抽出中画面が表示され、新たに抽出できなくなる。これはアプリのストレージごとキャッシュを削除すると直る。再ログインは必要になるが、User Teaの情報は保持されるのであまり問題はない。

ということで

衝動買いしがちで飽きっぽいので、買って数回で使わなくなるガジェットもけっこうあったけれど、teploはすすっと生活に入ってなじんでいる。引き続きいろいろ試しつつ使っていこうと思う。


teploのあんなことやこんなことをやってみた記事はこちら



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?