トップエンジニア学生のPython使用率の高さ
株式会社サポーターズは11月18日、就活支援サービス「サポーターズ」に登録するエンジニア学生のうち、トップエンジニア学生436名を対象に実施しtて、開発環境についてのアンケート調査結果を発表しました。
そこで、その結果を紹介していきます。
今回の調査概要は以下の通りになります
調査手法:サポーターズユーザーを対象としたWebアンケート
調査日時:2021年7月末
調査項目:最大70問
調査対象者:以下の3条件をすべて満たす者
(1)2022〜2023年卒大学院生/大学生/高専生/専門学校生であること
(2)エンジニア職で就職を志望し、実際にプログラミング経験があること
(3)授業やスクール以外で自主的な制作物の経験があること対象人数:436名
使用率・人気の高いプログラミング言語
◯「普段もっとも使っているor好きなプログラミング言語」結果
1位 Python 45.6%
2位 JavaScript 16.5%
3位 Ruby 7.1%
4位 C++ 6.7%
5位 PHP 4.4%
Pythonが2位に大きく差をつけて1位にランクイン
トップエンジニア学生の約半数がPythonを使っている・好きな言語であると回答しています。
近年の機械学習・データサイエンスブームが影響していると考えられます。
また、Pythonの文法自体がシンプルで、難しくないことも理由の1つかもしれません
◯「これから挑戦してみたい(学んでみたい)言語」結果
1位 Go 41.1%
2位 Rust 23.4%
3位 JavaScript 20.9%
4位 C++ 17.9%
5位 Python 17.4%
GoやRustなど、近年注目されている言語がランクイン
JavaScriptは技術の流行り廃りが激しいので、これから学んでみたい(学ばなくてはいけない)と思う人が多いのかもしれないですね。
ここにもPythonがランクインしています。
トップエンジニア学生の開発環境・使用ツール
◯「普段使っている開発端末のOS」結果
1位 macOS 57.8%
2位 Windows 31.9%
3位 Linux 9.9%
4位 ChromeOS 0.2%
半数以上がmacOSという結果に
これはだいたい予想できる結果でしたね。
0.2%とはいえ、ChromeOSも入っていたことには、驚きです
◯「開発で使用しているバージョン管理ツール」結果
1位 GitHub 75.9%
2位 Git 16.7%
3位 GitLab 1.6%
これも予想通りの結果でしたね
GitLabは利用者がもう少し多いのではと予想していたけれど、
国内ではやはりGitHubが強いですね。
◯「普段使っているエディター」結果
1位 Visual Studio Code 80.7%
2位 Vim 5.0%
3位 Atom 4.6%
4位 Jupyter Lab 2.5%
5位 Emacs 1.4%
Visual Studio Codeがほとんどです
確かに使いやすいので、この結果にも納得です。
◯「普段開発で使っているチャットツール」結果
1位 Slack 75.2%
2位 Discord 6.4%
3位 Microsoft Teams 3.2%
4位 ChatWork 2.3%
5位 Workplace from Facebook 0.5%
◯「開発で使用している仮想環境」結果
1位 Docker 42.0%
2位 WSL 10.3%
3位 Virtual Box 7.8%
◯「Webアプリをデプロイする際に利用しているサービス」結果
1位 Heroku 41.7%
2位 AWS 34.2%
3位 Firebase 23.6%
4位 Google Cloud Platform 12.6%
5位 Vercel 11.5%
Heroku、AWSが多いという結果になりました
◯「普段使っているShell」結果
1位 Bash 41.7%
2位 Z Shell/zsh 33.7%
3位 PowerShell 10.6%
Bash、Z Shell/zshだけで全体の大半を占める結果となりました
まとめ
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