2021年に読んだ本ベスト5
そろそろ2021年も終わりなので、週に1冊以上本を読むことを習慣にしている私が今年読んで良かったと感じた本ベスト5を紹介します。
5位 ネットビジネス進化論
リクルート、Google、経済産業省などでキャリアを積んできた尾原和啓さんの著書。
ITビジネスの全体構造や歴史がわかりやすくまとまった良書です。
文章も難しくないため、本を読むのが得意ではない方でも理解しやすく、どんどん読み進めることができます。
すでにIT系企業で働いている方はもちろん、それ以外の企業で勤務している方や学生にもおすすめです。
検索、決済、信用、コマース、コンテンツ、ソーシャル、ブロックチェーン、シェリング・エコノミーなど、これからネットビジネスを始めようとする人のみならず、一般のユーザーとして知っておいた方が良い、ネットビジネスの「過去・現在・未来」が分かる貴重な一冊です。
4位 起業の天才
時価総額10兆を越え、今や誰もが知る企業の1つであるリクルート。
そのリクルートの歴史を知ることができる本です。
・グーグルの「検索」を先取り
・独自の「クラウド・コンピューティング」
・日・米・欧を結ぶコンピューター・ネットワーク
以上のように、現在のGAFAが行っているような事業をリクルートではすでに着手していたのです。
当時の革新的な経営手法についてだけでなく、「リクルート事件」の裏側も知ることが出来ます。
「起業の天才」と呼ばれた男であり、「リクルート事件の主犯」とも呼ばれた男、江副浩正の生涯が詰まった一冊です。
3位 「運命」と「選択」の科学
食事や恋愛を初めてとして、自分の意志で選択していると思っている行動が実は遺伝子によって決定されていることであるかもしれない。ということを示唆する内容です。
「ダイエットを成功できるかどうか」「誰を好きになるか」「犯罪をするのか、しないのか」といった、一見遺伝子とは関係なさそうなトピックにも焦点を当てていて、面白いなと感じました。
実は本人の努力よりも、遺伝子のほうが人生の成功には大事なのか・・・?
と感じてしまうほど興味深い内容でした。
新しい価値観に触れることの出来る1冊でした。
2位 ビジョナリーカンパニーZERO
昔から読まれている本で、難しそうな印象があるけれど、要点がまとまっていて理解しやすいなと感じました。
リーダーに必要な資質や経営における重要な考え方を知ることが出来ます。
近年話題の「パーパス経営」の先駆けにもなっている内容だなと感じました。
社会人、学生、企業を考えている人すべての人にオススメです。
1位 ORIGINALS
個人的に目からウロコだったのは
使ってるウェブブラウザで能力が分かる?
リスク回避思考、ネガティブ思考が創造性を高める
創造性の高い子供の育て方
退路を用意しておく
ということ、他にも創造性を高めるための以外なヒントがあります。
本書はただの成功体験記ではありません。サンプル数の少ない成功体験を述べているだけのものではなく、「なぜ成功したのか?」という成功した要因を科学的観点から分析している本です。
実際にどのように行動に移せばいいのかを教えてくれるので、実践的な内容になっています。
不確実な時代と言われ、将来への漠然とした不安は誰しもが持っていると思いますが、そんな時代でも独創的なアイデアを実現できる人材になるための方法が惜しみなく披露されています。
現状に甘んじることなく安易を嫌って努力を厭わずに飛躍を目指す人にとってこれほど重要な本はなかなかないと感じます。
以上が、個人的に読んでよかったと思った本ベスト5になります。
興味のある本があったら、ぜひ読んでみてください!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?