小児がんと診断されるまで
私が1歳2ヶ月の時に小児がんの『ユーイング肉腫』と診断されるまでにかかった道のりを全て話します。
◎目次
1.身体の異変
2.医者の誤診
3.皆さんにお願い
まずはこの写真を見てください。
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これは私が1歳のときです。まさか自分がこの2ヶ月後には長くて壮絶な入院生活を送ることになるなんて私も両親も誰も思いませんでした。しかし神様は残酷でした。
1.身体の異変
1歳を過ぎた頃に突然、私は熱が出ました。
しかも夜にだけ熱が出て朝は熱が下がるという不思議な日々が続きました。
お母さんは心配して何度も何度も地元の病院に連れて行ってくれました。何件もの病院を回ったらしいです。しかしたった1歳の女の子です。『あ〜、風邪ですね』と言われて風邪薬をもらうだけ。どの病院もです。
痛いとかしんどいとか喋れない年齢だから仕方ないのは分かります。だけど風邪薬を飲んでも一向に良くならず熱が下がりませんでした。それが1カ月ほど続きました。
2.医者の誤診
母親は『なぜこの子は咳も鼻水も出てないのに熱が下がらないのだろう、本当に風邪なのか?』と疑問を持ちました。
母親は絶対にこれは可笑しい。と親の勘が働き急いで救急病院に行き、『お願いです、レントゲンを撮ってください』と頭を下げてお願いをしました。
その時の医者は『風邪だと思うけどな〜』と言い渋々レントゲンとCTを撮りました。結果的に左の肺の近くに白い影が写ってました。医者は一気に青ざめた表情をして『何か誤嚥しましたか?』と両親に誤嚥を疑いをかけました。
もちろん、誤嚥なんかしていません。
医者はすぐに大きい病院に紹介状を書いてくれました。
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これは入院する10日前の写真です。こんなに笑顔なのに身体の中には悪性の腫瘍があるなんて思えないですよね
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入院直後の写真です。急に入院させられて怖がってる表情なのが分かります。怖かったね。よく頑張ったね。
あの時の医者は私が入院してからも何度もお見舞いに来てくれたみたいです。責任を感じて『もっと自分が早く見つけていれば』と何度も後悔してたみたいです。
3.皆さんにお願い
皆さんにはあれ?と不思議に思うことがあればすぐに病院に言って欲しいです。そして医者の言うことを全て信じないで欲しいです。自分から検査をお願いして自分や家族の身体をこれからも守って下さい。
、、、そしてお母さんがあのとき親の勘が働き、医者に自ら検査をお願いしていなかったら私はこの世に居ませんでした。異変にすぐ気付いてくれて本当にありがとう。お母さんは命の恩人です。
◎Message
『異変を感じ、すぐに行動することで救われる命がある。』
>> ぜひこの言葉は忘れずに、絶対に皆さんに覚えていて欲しいです。
では最後まで読んで頂きありがとうございます。
愛迷みんみん
Twitter☞@mi_mi_2213
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