いるか

学生生活があと2年で終わってしまう。(M1建築学生) 感じ方、考え方の異なる2人が建築…

いるか

学生生活があと2年で終わってしまう。(M1建築学生) 感じ方、考え方の異なる2人が建築のことはもちろん、日々考えてることを書き留めていきたいと思います。

最近の記事

時間がある人におすすめの本を見つけました。

僕は今、都会のひしめく建物の間に沈んでいく夕日をぼんやり眺めている。焦る。今日はいい1日だったと思える美しい日暮れは人生に何回来るのだろうか。今日はそれなりに本も読んで勉強して、サボらず授業を受け、課題をこなした。好きな友達と会ったし、たわいもない会話を交わして、笑ったりもした。それでもどこか満たされない僕の心に私は焦る。 夕日を眺めながら、もしも私が肉体から離れて、心だけでこの世界を生き直すことができたなら、心から豊かだといえるのか、などと考える。 部屋の中から窓の外の夕日

    • 「個が際立つシェアのまち」を考える

      私たちは取るに足らない生き物だった弱くてちっぽけな存在 今でこそ私たち人類は、食物連鎖の頂点に位置し地球の支配者のように立ち振る舞っているが、私たちの遠い祖先は食物連鎖の中腹に位置するちっぽけな存在だった。その取るに足らない生物が偶然にも進化の過程で大きな脳を持って歩き始めたことから、この世界は大きく変わっていくことになる。 人類の骨盤は、大きくなっていく頭を支えるために4足歩行から2足歩行になる過程で小さくなり、産道も狭くならざるおえなかった。その結果、子どもは他の哺乳

      • 想像することで優しくなれる

        心に余裕がない時、満員電車が苦痛だ。たくさんの人に押されて、熱気に包まれた狭い空間に押し込まれる。アルバイトに行くためには絶対に乗らないといけない。避けられない苦痛がもともと余裕のない心をさらに押し潰そうとする。隣にハゲ散らかしたおじさんがいる。ぎゅうぎゅう押されておじさんの肘が横腹に突き刺さって結構痛い。この状況で肘を立てるってどういうことなんだろう。イライラしてくる。 満員電車の中で携帯を見ることもできないから、このおじさんについて想像してみることにした。 隣の臭いおじ

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