長年の片頭痛が楽になってきている
健康法とか、どの薬が良かったとかは、本当に人それぞれだと思います。
この話も、ここぴの場合、
ということで
ご参考までにお読みください
m(_ _)m
それでも、
片頭痛のお悩みでこの記事にたどり着いた方が1人でもいたとしたら、
もしなにかほんの少しでも
改善の手掛かりになることがあれば、
と思い書いています。
2019年10月に処方薬のトリプタン(イミグラン)という片頭痛薬に出会えて、
人生が劇的に変わりました!!
トリプタンとは、拡張した頭の中の血管を収縮させるタイプのお薬です。
そんなのとっくの昔に試したよ、
効かなかったよ、
という人はごめんなさい。
合う人合わない人がいると、医師も言っていました。
合う薬に出会えることを心からお祈りします。
でも、もし「片頭痛予防体操」のことをご存知なければ、後半にそのことを書きますので、よろしければもうしばらくお付き合いいただけたらと思います。
本来は、不調は薬よりなるべくからだの自然治癒力に委ねたい私。
風邪を引くのは不快だからイヤだけど、
引いたら引いたで、
ラッキー!
免疫システムの更新だ!
と、薬を飲まずに経過を冷静に観察しながら過ごすタイプです。
野口晴哉の「風邪の効用」の考え方が好きです。
でも、この片頭痛だけは本当に、、、、
無理です!
いかんともし難い。
トリプタンに出会うまでの私。
いざ片頭痛が始まると、
飲まずには耐えられない痛みなので鎮痛剤を飲む。
10の痛みが8になる程度だが。
それを承知で飲む。
10より8の方がマシだもの。
部屋を暗くして
布団をひっ被って丸まって、
ひたすら耐えるしかありません。
そして早くて2日、
たいがいは3日、
長いときは4日続きます。
始まったのは高校生の頃だったでしょうか。
頻度、程度共に酷くなったのは産後で、
思い出すのも泣けてくる感じです。
60年生きてきたうちの約40年も付き合っているとは!
同じように頭痛で苦しんでいる方は多いのではないかと思います。
なにが困るって、痛くてなにもできないのはもちろんのこと。
できないとも言っていられず無理矢理這うように家事をしたり、無理矢理仕事に行ったことも多い。
(若い頃、いまと違う仕事をしていた時期がありました。)
度重なってくると予期不安も起こります。
大きな予定や行事、たとえば
受験、旅行、年末年始、お盆など。
元気でいたい時に限って頭痛が起きます。
行事が怖い。
だんだん予定を入れるのも怖くなる。
自己肯定感もなくなってきます。
生理に関連して。
運動や風呂。
直射日光を浴びて。
このようなタイミングでも悪化することがあります。
更年期以降は、いわゆる天気痛。
気圧の急降下時に痛みが発生することも多くなりました。
「それじゃ年がら年中じゃないですか?」
そうなんですよ。
軽いときは薬なしで過ごすこともありました。
薬の連用で頭痛が起きることは知っていたので、とっても注意していました。
そんな私でしたが、このところ長年の片頭痛が急激に楽になりました\(^o^)/
それはなぜかを考えてみました。
①トリプタンという薬が的中🎯した
→頭痛が始まっても飲めば2時間で完全に治る(痛みを抑えているだけではない!)
②「片頭痛予防体操」を始めた
→脳に蓄積されてしまった記憶回路をリセットする
③もしかして年齢?
①トリプタンという薬が的中🎯した
私の場合、近年、副甲状腺の異常による高カルシウム血症というものがありました。
それも頭痛が頻発する原因のひとつだったろうと思われます。
手術をしたことで、頭痛の頻度は確かに3割減くらいになった感じです。
それでもいざ始まると、痛みの程度は相変わらず厳しいものでした。
大学病院の担当医に相談すると、
「ダメもとで試してみませんか?
人によって当たり外れがあるのでなんとも言えないけど、当たれば儲けもの。
他の薬との飲み合わせで使えないケースもありますが、ここぴさんは大丈夫です。」
ありがたくもらって帰り、次に頭痛が起きた時、気楽に1錠飲んでみました。
ダメもとなんですから。
期待もせずに飲んだのが逆に良かったのか?
飲んで2時間経つころには、
雷を伴い暴風雨になりかかっていた頭の中が
しゅわしゅわ~ん
と鎮まっていき、
あれあれ?
魔法にかけられたよう。
ロキソニンなどで痛みを抑え込んでいる感じとは全く質が違います。
鎮まる、おさまる、もとに戻る、平穏になる、という感覚です。
薬が切れた頃に痛みが復活する、なんてこともありません。
う、嬉しすぎる!😭😭😭😭😭
でもまぐれ?ってこともある?
ないか。合わなきゃ治るわけないか。
もう、天国。\(^o^)/
信じられない!!
もっと若い時に出会っていたら、、、とどうしても思ってしまいますね。
時を戻して試してみることはできないので分かりようがありません。
考えても仕方がないことです。
②1日2分「片頭痛予防体操」を始めた
https://zutsu-online.jp/exercise/
一人で悩まずに「治す」「防ぐ」頭痛体操のすすめ!
頭痛OnLineより
リンクの記事によると、
片頭痛の「記憶回路」をリセットして予防するのだそうです。
緊張型頭痛の場合、首の後ろにある筋肉がこり固まった部分があり、そこを押すとイタ気持ちよく感じるのですが、片頭痛の場合も押すと痛みを感じる「圧痛点(あっつうてん)」があることが分かってきました。緊張型頭痛の圧痛点よりももっと内側にあり、片頭痛に悩む人の脳の記憶回路に刻み込まれた、痛みの電気信号をキャッチする窓口です。
片頭痛が慢性化した結果、痛み信号を受け続け、蓄積するうちに、脳が記憶してしまったのだと考えられます。
記憶回路が出来上がってしまうと、頭痛がないときでも痛み信号が送り出されてしまいます。その結果、痛みの窓口である圧痛点は常に痛みに敏感となり、押すと痛みを感じるのです。
ここに新たな刺激を加え、脳に良い信号を送ることで片頭痛圧痛点を消滅させ、片頭痛を防ぐ。その発想で生まれたのが「片頭痛予防体操」です。
どんな体操かというと、
拍子抜けするほど簡単です。
注意する点は、
①片頭痛の症状がある時は
ゼッタイにしない!
②2分以上はしない!
長く行うのは逆効果。
これだけです。
簡単でしょう?
正面を向いて、足を肩幅に開きます。頭は動かさず、両肩を大きくコマのようにまわします。頸椎(けいつい)を軸として肩を左右に90度まで回転させて戻し、リズミカルに最大2分間続けましょう。
笑顔で行うことも忘れずに。リラックスした状態で、テンポ良く体操を行うことで、ストレッチ信号がリズムに乗って脳へと送られます。脳の痛み回路に良いリズムが送られるので、脳が活性化されるのです。
詳しくはリンク先に飛んでください。
https://zutsu-online.jp/exercise/
③もしかして、年齢?
①も②も、閉経後の今だから当たったのか、
若いときに出会っていればあんな苦労しなくてもよかったのか、
今となってはもう確かめようもありません。
うちのピアノ教室に来ている人生の先輩方の中に、年を取ったら急に頭痛から解放されたという人がいます。
ホルモン変化も要因のひとつではありそうな気がします。
まとめ
とにもかくにも、今までの私の痛み人生に「大変お疲れさまでした!!」
と声をかけ、しみじみと労いました。
からださん、長年付き合ってくれて本当にありがとう💐
もし、一度始まると3日は続くだとか、
なにをしても効果なく市販の鎮痛剤でなんとか紛らしつつ過ごされている方がいらっしゃったら、
そっと心で抱きしめてさしあげたい。
そして伝えたい。
ひとりで我慢しないで。
いちど頭痛外来で尋ねてみてください。
なければ内科でもオッケー。
自分の症状を詳しく話して、
頭痛のタイプが片頭痛のようなら
片頭痛薬を試してみたいと。
一発で当たらないかもしれません。
外れたら外れたで次に打つ手があるかもしれませんし。
知らなくて何十年も苦しむとしたらもったいないです。
合う人合わない人がいるかもしれません。
でも、ダメでもともとです。
どうか諦めないで。
なにか打つ手があるかもしれません。
そして片頭痛予防体操を。
薬の補助的に。
いえ、
合う処方が見つかるまでの
からだの土台作りとして。
そうして年を取るのも悪くないなと、希望を持って待ちましょう。
※あくまで私個人の体感であり感想です。
ご自身の症状を詳しく医師に伝え、必要であれば検査など受けてください。
文中にも書きましたが、現在服用している薬によっては使用不可の場合があるそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。