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【カンテレ演奏動画】トゥオネラの白鳥(Туонельский лебедь)

本日ご紹介するクロマティック・カンテレ演奏動画は、カレリア共和国の国歌『カレリアの国歌(Гимн Карелии)』を手掛けた作曲家アレクサンドル・ベロボロドフ(Александр Белобородов)による『トゥオネラの白鳥(Туонельский лебедь)』

まずは可愛らしい演奏動画をどうぞ。

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『トゥオネラの白鳥(Туонельский лебедь/The Swan of Tuonela)』
作曲:アレクサンドル・ベロボロドフ(Александр Белобородов)
演奏:アンナ・サロヴァ(Анна Салова)、P.イヴァノフ(П. Иванов)
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G.シニサロ児童音楽学校の生徒アンナ・サロヴァちゃんの演奏です(2013年当時)。

この曲はピアノ初学者向けの楽譜集『子どものアルバム(Детский альбом)』(1995)に収録された1曲であり、その後2001年に出された楽譜集『4手のための「カレワラ」に基づく音楽風景(Музыкальные картинки по мотивам "Калевалы")』にも収められています。ただし、実際の作曲年は調べられていません。子ども向けに書かれたピアノ4手のための楽曲ですね。

カレリア共和国の音楽学校では、この『トゥオネラの白鳥』をピアノとのデュオで、クロマティック・カンテレ初学者向けの課題曲と設定しており、私の目標曲の一つでもあります。

黄泉の世界への入り口にあるとされるトゥオネラの川にたゆとう白鳥たち。漆黒の水にうかぶ真っ白な羽毛はまばゆいほどでしょう。そんなイメージにあうとても幻想的でロマンティックな旋律です。

もう少し上達するとカンテレソロとしても演奏可能で、エレナ・マグニツカヤ(Елена Магнитская)による楽譜集『クロマティック・カンテレのための小曲集 - カレリアの作曲家の作品およびオリジナル曲集(Пьесы для хроматического кантеле - Переложения и оригинальные произведения композиторов Карелии)』(2016)にも含まれています。

残念ながらソロでの動画は見当たりませんでした。

せっかくなので、ピアノ4手の動画も見てみましょう。

苗字のみですが、スクリャロヴァちゃん(Склярова)と、バイダコヴァちゃん(Байдакова)のデュオ(当時10~12歳)の演奏です。

今年公開されたこちらの動画では、もう少しお姉さんが弾いています。

演奏:アレクサンドラ・キリッロヴァ(Александра Кириллова)、ヴェラ・コドチェンコワ(Вера Ходченкова)。

1曲目は同じ楽譜集『4手のための「カレワラ」に基づく音楽風景』より『ロウヒ(Лоухи)』。『トゥオネラの白鳥』は 0:1:25あたりから聴くことができます。

お次の動画ではピアノ伴奏にあわせて、メロディをハミングで歌っていますが、こちらもキレイです。

演奏:ダイアナ・チャン(Диана Чан, ピアノ)、アリナ・マルチアシュ(Алиса Мартяш, ボーカル)、Т.П.Сарачан(T.P.サラチャン, ボーカル)。

『トゥオネラの白鳥』といえば、何といってもシベリウスの交響詩が有名ですが、カレリアではベロボロドフによるこの小品も愛され、奏でられています。

私もピアノと一緒に、あるいはソロで弾けるようになりたいな。

>> クロマティック・カンテレあれこれ

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