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空の巣症候群が良くならない。

去年の4月から41歳にして早めの子育て終了に入り、娘の進学を機に、一人暮らしが始まって一年と数ヶ月。ひとりの暮らしは楽だけど、相変わらず時々涙が出るし、家の中のことが本当に億劫でやる気も気力も沸かない。PMSと重なる時が特に酷くて、自分は本当に誰からも気に留めてもらってない存在なんじゃないかなーって、悲しくなる。
娘のところに旅行へ行ったり、自然に恵まれた土地なので、登山へ行ったり、一人でランチしたり、たまに1人飲みもしたり。
インスタの投稿だけを見ていたら、すごく楽しんでる人に見えるだろう。何不自由なく暮らして、欲しいものも買えて、恵まれた人に見えるだろう。
自分でも、ぽかーんと広く感じる一軒家に好きなように暮らしててすごく恵まれてると思う。
それは分かってる。でもそうゆうことじゃない。
誰にも分かってもらえないよなぁ、と思う。
主人は単身赴任で、これまた忙しくしていて、帰ってくるのは数ヶ月単位。大きな連休とか休暇のみ。
友達とは時間も価値観も話もいつの間にか、合わなくなってしまった。人の愚痴を聞けるほどの、心の元気が無いのだ。誰かに聞いてもらいたいけど、何それ〜なんからしくないね!とか言われたりするのが逆に辛くて、誰にも話したくない。
同世代の友達と集まっても、子供自慢?お金の話、旦那の愚痴、聞きたくもない強い意見を聞かされるのが苦痛でたまらない。
ちょっとした新しい自分の居場所が欲しくて、ほんの少しだけチャレンジしてるけど、それは主に飲食店へ出入りする事で、カフェやBARだったりする。なのでお金がかかる。千円から数千円で、2時間も3時間も居てしまうのは申し訳ない。かと言って、毎週毎週行けないし。まだ娘は大学生で、それぞれ家族がバラバラに生活してるのでお金もかかる。
息子がいきなり結婚、孫が出来たのはようやく今受け入れいるところ。孫はとてつもなくかわいい。でも近くに住んではいないから、時々会ったりかな。
お嫁さんにとにかくありとあらゆるストレスやプレッシャーをかけたくないので、こちらからあまり質問攻めしないようにしている。息子がまさか早くに結婚すると思ってなかったので、気軽に帰省してこなくなったのは、やはり寂しい。
偶然だけど、寂しい事がいくつか重なって、わたしの空の巣症候群は結構重症だ。
仕事は扶養内でパート。シフトをもっと増やす事も考えたけど、それもきっと本当にそうしたいかと言われるとそうでもない。空の巣症候群は適応障害の一種だとも言われてるらしい。診断されたわけじゃないけど…。いつまで続くのか、いつ終わるのかも分からない。ずーっとこんな気持ち。
これまで自分が〇〇くんのママ、〇〇ちゃんのお母さんとして生きてきたフィールド以外、案外狭い人間関係だったんだなと思う。そうゆうママ友はたいてい接点が無くなると自然に会わなくなった。
既存の友達が、最近はことごとくストレスになってしまいとても悲しい。それはこちらのメンタルが原因なのかもしれない。調べると、そうゆう年齢でもあると書かれてる事も多い。
中年の危機とでも言うのか?更年期?
色々重なると、辛いもんだなぁ。
それでもどうにかして、抜け出したいと思ってる。
まだ方法は分からないけど。ただ気力が沸かなくて、毎日スマホ依存症で終わる自分に心底あいそうが尽きる。悲しい。

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