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【海外滞在記】大好きな海外で活力が落ちていった話。




驚くほど活力が出なかった。
というと、「甘えんな!活力は出すもんだ!」
なんて声が聞こえて来るけれど


頭も体もだるいほどではないけれどふわ〜としていて
私の中の魂が冬眠でもしてんのかなっていう夏真っ只中の数週間だった。



幸福度の高い国の中にいる、活力のない私


1年のデンマークワーホリ生活を終えてから
せっかくなら観光ビザをも満了しちゃおうと
「幸福度の高い国」選びを軸に
スウェーデンとスイスにて
短期かつかなり田舎に滞在をしてきた。

デンマーク以外には、どんな幸福のヒントがあるだろう。
そんな気持ちで計画していた私が
いざその中に入ってみて生きる毎日は

ホストファミリーが日々の会話相手の全てだったり
趣味だったモノがないこの環境だったり
食事の好みがファミリーと全然合わなかったり。

日本で感じていた日々の小さなワクワクや
親しみのあるコンフォートゾーン環境でないゆえに
だんだんとすり減っていった活力

自分でも驚くほどだった。

地球上どこでもホームにできる(?)


ホストファミリーの一人が言った。

ホームは、自分の心の中に作れば
地球上どこにいてもホームにすることができる。

もちろん、デンマークでの1年生活を終えた今
デンマークが第二のホームと思える私にとって
わからなくもないけど、

新しい地を自分にとってホームのような場所にするにはきっとそれ相当の時間を要する。

その時間の中で積み上げていくものは
良好で継続的な人間関係だったり、
そこで生活していける方法だったり、
安心できる居場所作りだったり

それらを創り上げる時間がなくとも
ハートが強い人は
場所関係なくホームにちゃうのかな。


他者とのつながり


だけどやっぱり、私にとっては
人という存在とつながりがすごく重要で
新しく出会う人々とのつながりがだんだんと
深く織られていく過程はすごく温かった。


活力が落ちていた最中、ホストファミリー先に新しくもう1人私のような旅人が来た。
彼女とは少し笑いのツボが似ているようで
小さなことでもケラケラゲラゲラと笑い合い、
その後、ホストファミリーと彼女と3人で海辺で一緒に夕日を見た。

私の中で冬眠していた魂が、
少しずつ夕日の光で起きてくるのを感じた。

スイス生活の終盤

ここでの生活も残り1週間を切ってる。
恐ろしいほど、アッという前。

何%まで、ホームを感じることができるだろう。
その1番の指標は私にとって
ホストファミリーや一緒に住む彼女、
街の人々とのつながりだろうな。



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