見出し画像

猫の糖尿病に気付いたときの話(4)終

ねこさまの体調の変化をどう感知すべきか

インスリンをコツコツと打ち、尿量を調べて報告する。
確かにこれでもいいかもしれないけど、手間とデータの少なさが怖い。
そういえば尿量などを知れるねこさまのアイテムがあったような…。

にんげんはスマートウォッチを愛用しています。
ねこさまにも、そんなものがあったらなあ、と思ってはいました。

このまま安定するという保証もない。異変にいち早く気付くためにはツールが必要だ。そう思い、Catlogと、CatlogBoardを導入しました。

ねこさまの見守りに革命が起きた

Catlogは、首輪型の猫専用ウェラブルデバイス。
食事、寝る、走る、歩く、などの行動データをアプリで見ることができる。
データが集まってくれば、「今日はいつもよりアクティブです」などという通知も来るように。

CatlogBoardは、トイレの下に敷き込む板状のデバイスで、
体重、排泄物の量(大・小を見極めます!)、トイレの回数や滞在時間まで自動で記録。

これは若い猫でもあると良いアイテムだなと思った。
膀胱炎などがすぐわかるし、トイレに繰り返し入るけど尿は出ない…というのは緊急性の高い状態なので、できるだけ早く気付きたい。

血糖を測る機械類を今も導入していないのは、このセットのおかげ。
尿量・トイレ回数・水飲み回数・アクティブな行動の量がわかれば、かなりねこさまの調子がわかるので、データ管理が楽になりました。

実際、ひたひたになったトイレシートを軽量して、「前回シートを交換したのは何曜日だから…」という計算を毎回するのは、短期間でも結構な負担でした。

インスリンのみで一旦安定へ

月に2度ほど通院して、検査や尿量をチェックしながら、0.5~0.75単位で調整を繰り返し、体重も2.9kgから3.2kgまで戻ったので一安心。

ねこさまの行動も以前のように活発になり、いたずらを叱ったりできることすら幸せだなあと噛みしめる。

11月末に動物病院に駆け込んで、年末年始頃には動物病院が閉まっていても大丈夫という安定感、春を感じる頃には体重も増えてきて完全復活!という感じでしたが、5月にまた不安定に。

この記事が参加している募集

#猫のいるしあわせ

21,849件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?