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過酷さゆえの美しさでとにかく泣けちゃう『I-LAND』

こんにちは、自堕落ヲタクのmimimiです。
K-POPには無知な私ですが、最近「ENHYPEN」にハマりだしました。

きっかけは、Twitterで「JO1の木全とENHYPENのソンフンは雰囲気似てる〜」という呟きをみたこと。その写真を見て、滑り台鼻(高く美しい鼻)フェチの私は衝撃を受け、ソンフン君の情報を探していくうちに、ENHYPENが生まれた場所である『I-LAND』のことを知りました。

\その美しい鼻を滑りてぇ〜!!!!!!/

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さて、GWを使って『I-LAND』を視聴し、ぐんぐんとハマっていったことを残していこうと思います。

とにかく過酷、少年たちのメンタルが心配になる『I-LAND』

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男性アイドルオーディション番組はプデュjapanしか見たことのない私にとって、この番組は最初からしんどく、面白さを感じられませんでした。

もともと練習生のレベルが高いこともあるものの、大人(プロたち)の指導は最小限で自分たちで学び成長しなければいけない環境や、自分たちで降格者を選んでいくなんとも過酷な仕組み。みんなのメンタル大丈夫か…と心配でパフォーマンスも集中して見られない。

プデュjapanに見られるわちゃわちゃ感が序盤はほぼなく、緊張感のみ…。こちらも神経を削られましたね。

人数が絞られたpart2からは、ようやく面白く感じられるように。
様々なぶつかりを乗り越え、絆を強めるアイランダーの姿に涙が止まらなくなり、テスト準備期間に少しずつみんなの素の姿が見え始めるのが嬉しくなっていった。最初は冷たかった子が、どんどん心を開いてくれて嬉しくて好きになっちゃう感じに似ている。(?)

『I-LAND』は過酷な番組だけれど、視聴者を引き込んでいく構成はとても上手だと感じました。(とはいえ、夢を追う少年たちを消費するギリギリのコンテンツだとも感じています)

さて、推し「ソンフン」の尊さについて語ろう。

推しは、ビジュアルから入ってしまったソンフンで終始一貫。勝手に王子様キャラかと思ったら、全然違う。

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パフォーマンスやダンスの美しさは素晴らしく、『I-LAND』序盤からヒュヒュー!推せる!という感じだったのですが、ソンフンの最たる尊さは、「マジでシャイ」なとこだと気づいてしまいました。

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日本のアイドルはいわゆる「愛嬌」が上手で、わたしもそんな愛嬌や表情の作り方が上手な子に惹かれてきたので、推したいアイドル=愛嬌も完璧!という方程式が自分の中にありました。しかし、ソンフンはパフォーマンス力はすごいのに、かわいらしい表現を求められると途端に自信をなくし、本気ではにかみますよね。こんなに、ダンスも表現力も上手なのに、愛嬌はちょい苦手みたいなことってあるんか…!?「できないよ〜///」っていうぶりっこじゃなくて、ガチの「できないよ…」を見せてくれつつ、ステージ上では見事な爽やかさ&かわいさでグローバル視聴者をぶん殴るソンフンさんよ。

今までの推しアイドル像を良い意味で壊してくれる、ソンフンさんに拍手・尊敬・愛!

しかも時たま見せる10代らしいおちゃめさ(VRを本気で怖がったり、練習中おちゃらけたり)の破壊力よ。本人はまじで狙ってないんですよね。だからこそ、心にダイレクトにくるんですよ、尊さが。アイドル(偶像)でありつつ、"本物"に触れた気がして、心が浄化される思いで番組を見ていました。

実力と本当の意味の愛らしさでぶん殴ってくるアイドルっているんですね。死ぬかと思いました、尊さで。

ジェイクとの心で繋がってる感も、やばいですよね。愛しい〜!!!!!!!!!(いわゆる、ケミっていうんですか!?)

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他のデビューメンバーについても、あれこれ語ります。


天使なのかな?と思わずにいられないジョンウォン

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最初は、ザ・韓国のアイドルって顔だな〜と思い、特に注目できていませんでした。序盤からとにかくプロ(審査員など)の評価が高かった印象。素人目ですぐに気づけなかったもののステージを見れば見るほど存在感の凄さや表現力でどんどん目に入ってくるようになりました。とにかく、華がありますよね。

「曲を理解している」とよく評価されていましたが、表現力というより曲の世界を自分の中に取り込んでパフォーマンスするのが上手ですよね。自分も曲も生かせる、というアイドルというよりアーティストとして重要な素質を持っているように感じました。(やっぱりプロはそういう素質にいち早く気づけるんだな)

また弱音をはいたり落ち込んだ姿をあまり見せない、メンタルの強さも印象的でした。ソンフンもだけど、やっぱりスポーツ選手は自己管理やメンタルの強さがしっかりしていますね。こんなに可愛いのに、自立していて大人っぽい。お顔はかわいいのに、本当に格好いいアイドルです。


荒んだ心によく染みる、まっすぐさが眩しいジェイク

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ジェイクの魅力は、健康的な色気と自然体なところだと思っています。(勝手に)
気配り力や癒し力でメンバーに好かれていましたが、本当にピュアさや優しさが滲み出てる。ただ淡々と真面目に、でも心は熱く練習するジェイクの姿。眩しい。心の廃れたアラサーを救ってくれる柔和な光、ことジェイク。

ジェイクに投票した人、どこか心にささくれを持った人だったんじゃないかと思っています。ジェイクの持つ生まれ持った輝きや生命力が、荒んだ心を潤してくれるんですよね…。(?)とにかく生命力があるぞ、この男は!

ゴールデンレトリバーみたいでかわいいし、パンPDも言ってたけど「(ジェイクが映ると)気分が良くなる」まさにその通り!最高!


みんなに愛される、高感度爆上がり男ジェイ。

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最初はお顔を見て、一番正統派イケメンだと思いました。さぞクールな俺様キャラなんだろうと思って番組を見ていたら…圧倒的いじられキャラで驚きました。

自分の欲や望みに対して直球だからこそ、他人の欲やわがままも理解して受け止められる、想像力のある子ですよねジェイは。(誰)
言語の習得にも積極的なことから、コミュニケーションや誰かを理解すること、繋がることが本当に好きなんだなと思います。彼がENHYPENのコンセプトに一番合っているのかも。

番組が進むにつれ、高感度が爆上がりでした。この応援したくなる感。オーディション番組で輝くタイプですよね。ジェイの黒歴史いじりあたりから『I-LAND』の雰囲気も楽しいものに変わっていった気がします。まじで必要不可欠な存在。

自分が脱落すると思って皆に手紙を書くシーンや、両親と電話するシーンでは号泣しました。すましてる風で全然すませていなくて、人との繋がりを大切にしている本当にいい子・・・。親御さんに、育て方を聞きたい子NO.1です。


唯一無二の圧倒的オーラを持つ、ニキ

華奢な身体でバキバキに踊る姿、「僕を見て!」と訴えかける目力、初めから圧倒的なオーラがありましたよね。

初めは自分のことしか考えていないなどなど仲間に怒られるシーンもありましたが、年齢に鑑みるとご愛嬌という感じでしたし、自分を魅せたい!という情熱が常に爆発していて、とにかく格好いいなと思って見ていました。

末っ子らしい無邪気さや可愛さもきゅんポイントですが、人に見られるために生まれてきたような天性のオーラに、一番シビれます。
こういう圧倒的な子がグループにいると、グループが締まるし、世間からの注目度も変わる。

日本からこういう子が出てくるのって、誇らしいですよね。(でも、こういう子が日本に留まらず韓国や海外でデビューする現実、そしてその意味に日本エンタメ界はもっと向き合わないとと思わされますね。)


誰よりも一段上を見据え、メンバーを引っ張るヒスン

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最初はかわいそうな場面もちらほらありましたが、見る人を引き込むパフォーマンスが素晴らしいヒスン。

メンバーからも一目置かれる存在ながら、いつも「さらなる努力を続けます」と力強くコメントしている姿が印象的でした。良い意味で貪欲で、高みを目指し続ることができるなんて、アーティストとして最高の姿勢ですよね。パンPDが「ヒスンみたいな子はそうそういない」と発言していましたが、リーダーシップやパフォーマンス力だけでなく、こういった貪欲さや一段上を見て行動できる賢さに鑑みても、非常に稀有な存在なんだと思わされました。

個人的に、ジャケットなどかっちりした服が似合うと思うので、変にカジュアルすぎる衣装を着させないで・・・と思っています。


"愛嬌の天才"でプロデュース力が高いソヌ

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すっきりした顔立ちながら、笑顔がまじでかわいいソヌ。
最初の視聴者投票で1位になったときは正直驚きましたが、みんなと強強なアイドルだけではなく、心に癒しをくれるアイドルも求めているんだなぁと改めて実感しま

ソヌはいわゆる"表情管理の天才"とされていますが、表面的な部分だけでないプロデュース力の高さが印象的でした。視聴者が何を求めているのか察知して、それを自然に自分に組み込んでいく自己プロデュース力はもちろん、メンバー構成もプロ級にうまくありませんでしたか?

Chamber 5 のメンバーを選ぶとき、「ジェイクにはジェイクにしかない輝きがある(的なこといってたはず)」「ソンフンの新しい一面を引出したい、彼ならできるはず」とか、ファンが思わず見たいー!と思うものを先回りして構成していて、将来プロデュース業もできそうだな・・・と思いました。

最終回、順位の低さに悩むダニエルに「なんで最初の視聴者投票で2位だったと思う?それに気づけていないから順位があがらないんだよ」と言い放っていて、まじでカッケーと思いました。ソヌはわかっていたんですよね、自分がなぜ1位になったのか。何を求められているのか。だから、高い順位を保てた。

よく周りを見ているし、求められているものを瞬時に察知できる。愛嬌だけでなく、汲み取る力を持ってして天性のアイドルだと思います。

勝手に、語り尽くしました。

アイドルを発掘する番組なのでパフォーマンスについてもっと書くべきだとは思うのですが、『I-LAND』はパフォーマンスよりアイランダーの素質・内面・才能をもってして評価される番組だと感じたので、メンバーについてのことばかり書いてしまいました。

最終回まで一気見して、本当に心が忙しなかったです。

ちなみに、グローバル視聴者のメンバーに向けたメッセージにわたしも思わず涙しました。誰かから応援されている、愛されている実感は本当に人を強くしますよね。たくさんの愛があることを忘れずに(とはいえ、ファンに忖度しすぎずに)アイドルには存分にキラキラしていてほしいなあと思ったものです。

ENHYPENについては勉強中なので、これからもっと知っていきたいと思います。


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