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池田の1人喋り第五回

2021年6月9日「池田の1人喋り第五回」

毎回このライブは池田さんのピンネタ披露から始まる。
暗転してから突如始まるピンネタが毎回楽しみで、凄くワクワクするし期待値に見合うくらい面白い。
正直R-1決勝に進んでも違和感はないくらい完成度も高いし、何より池田さんにネタがハマっている。

今回のネタも、「よくそんなに口回るな」というくらい早口、でも聞き取りやすくて伝わりやすい。
そして、設定も「ヲタクっぽい人が女性をナンパしている」と、わかりやすい。

池田さんが天才な話はずっとしている。
今回も節々で彼のことを天才だと思った。

そもそも彼は自分の魅力をわかっているから、トピックの出し方が絶妙に上手い。
あとはニュアンスとして伝わるかわからないけど、池田さんは噛ませ方が上手い。
あれだけのトークライブが1人で出来てしまう子なんだから売れないとおかしいし、売れて然るべきだと私は思っている。

帰り際に奇しくも池田さんが隣を歩いていた。
思わず変な声を出して、声をかけてしまったし、
それでいて日本語にもならないようなぐっちゃぐちゃの日本語を話してしまったが、
そんな私にも優しく対応してくださった。

やはり売れて然るべきだと思った。

私は社長に数字(=視聴率)は2の次であるべきだと言われている。
数字が悪くても一緒に楽しめる作品が作れる方が重要だと、それが信頼関係だと教わっているからだ。
それからというもの劇場に行く時は絶対「この人と仕事をするなら」というのをベースに考えている。

池田さんのトークライブは作家さんがついているのかわからないが、構成が新しい。
その人を掘り下げる→最後にネタ披露。
はテレビでもよく見かける構成で、綺麗に収まる典型とされている。
池田さんの場合、1人で喋る、つまりトーク(彼らしさ)がメインなのに、いきなりネタから始まる新しさがあると思っている。

だから、池田さんとお仕事をするなら、彼が芸人らしさを発揮できそうなのはトーク番組かな。とか、
ただ、私は池田さんが他の芸人さん(無限大の人以外)と絡んでる姿をあまり拝見していないため、ひな壇での姿をあまり想像できないので、逆にそういう新しい一面が見られるコンテンツを作れたらな。とも思う。

本当は「仕事なんか辞めてやる!」とものすごい勢いで息巻いていたけど、
池田さんのライブを拝見して、私が見つけた彼らの才能は私が生かしたくなったし、私も彼らと近い場所でステップアップしたいと思った。

※無限大ドーム

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