推しには勝ってほしい話
キングオブコントの決勝進出者が決まった。
M-1の1回戦が終盤に差し掛かった。
3年前より2年前、2年前より去年、去年より今年…
「守りたいもの」…というよりは「世に出さなければいけないと感じるもの」が増えるほど賞レースの結果を見るのが怖くなる。
今後、業界で裏方の歴を重ねたときに「私は◯◯の同期にあたるのか」の意味が重くなる気がする。
段々と純粋に楽しんで見られなくなってしまうことが増えていく一方で、ずっと変わらないこともある。
やっぱり推し、というか好きな人達が勝つと嬉しい。
賞レースのために何度も何度も何度も何度も同じネタをたたいて、調整する。
その姿を見ているのがすごく楽しい。
私は要領が良くなく、記憶の容量も良くないので、本は一回の精読よりも3回の速読派なので、同じネタを繰り返し見るからこそ、そのネタやコンビのいい所や素敵な所を沢山知ることができる。
あと、少しだけエモいことを言いたいので頑張って例えると、海とネタは似ている。
その時その瞬間、全部違う顔をしている。
全く同じコンディションの海に入ったことはないし、全く同じ間で、テンポで、表情でネタをする芸人さんを私は見たことがない。
ある芸人さんが「いつも同じネタですみません」と仰っていた。
とんでもない。
同じネタを何回見ても、いつもちゃんと面白いって本当にすごいことだし、毎回あり得ないくらい満足できる4分をくれるのももっと誇って欲しい。
謙遜しないで欲しいと思う。
好きな人たち、才能のある人たち、アイデアや知識をお金に換える人たちがアルバイトを辞めて食えるような、正当な評価をしてもらえるような世界が作りたくて今のエンタメ業界にいる。
「もういっちょTV」のプロデューサー、「TP」こと高橋さんが「芸人に骨を埋めようと思った」的なことを仰っていた。
共感しかなかった。
彼らが走り続けるのであれば、
私だって裏方として、もがいていたいし常に挑戦したいと思っている。
もがき、挑戦ついでにTikTokを、併せてInstagramを始めることにした。
(ここからが本題です。フリが長かったですね。)
ケイダッシュステージに所属するアーシングステップというコンビの小松さんにお願いした。
快く協力いただき、現在、芸人さんの「出待ち」を行う体でちゃっかり撮影を行っている。
近いうちに小松さんについては記事を書くけれど、本当に助けられている。
多分、動画を見る限りだと痛いファンをさせてもらっているけれどちゃんと乗っかってくれる。
うまくリードしてくれるのでコンパクトにテンポ良く動画が撮影できる。
だからこそ私がヘマをするわけにはいかないし、
何がなんでもTikTok、Instagramはバズらせないといけない。
(※このnoteを読んでくださるあなたが沢山見てくれることだけを願ってます。)
そして、そんな私の推し?…推しであるアーシングステップも無事にM-1の1回戦を突破した。
2回戦が10月12日から始まる。
余計なことは相変わらず考えてしまうが、
やっぱり推しには勝って欲しい。
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