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仕事人生。わたしはこう生きていたい

はじめまして。都内のベンチャー企業で観光PRの仕事に携わっているさかたです。
1年以上、アカウントだけ作って放置していましたが、「アウトプットを習慣づけたい」「自分の思考を人目につくところに晒して考えた気になって終わりにしたくない」と思って投稿を始めます。

24年の人生と、2年と少しの仕事人生の中で、人並み程度には酸いも甘いも噛み分けてきたのかなと思います。そんな中、今後仕事をしていくうえで大事にしたい価値観を言語化して大きく三つにまとめました。

余談ですが、先日知人が「社会人」という言葉を使わないようにしている(学生も誰でもみな社会の一員だから)という考え方がいいなと思ったので、私も実践しています。


1.手を借りることは恥ずかしくない、恥ずべきは...

3年前、新卒で入社して仕事を始めた時、一流の仕事人とは、「一人で何でも完璧にこなせるスーパースター」のようなイメージを抱いていました。

ただ、いざ社内外問わず最前線で活躍している方々を見ると、パッションで伝える方は論理が飛躍する傾向にあったり、日程調整など事務的な調整が苦手な方もいたり、みんな意外と全部を一人でしているわけではないことを知りました。どんなにすごい方も、チームを組んだりアシスタントの方と協働しています。だからこそ得意領域・注力すべきポイントにフルコミットでき、大きな成果を上げることができるのです。
つまり、当時の私の一人で何事もできるようにしようとする目標自体が少しズレていたのです。ただそのことに、入社当時は気づけませんでした。

そうした中で、私自身、一年目のときに担当案件で一人で完璧に遂行せねばという思いで走りすぎて、誰にも相談できずにキャパオーバーしてしまい、結局最後までやり切ることができなかった苦い経験をしました。

今思うと、上司への相談やチームの人の力を借りるために手をあげたり、状況を報告するだけで、乗り切れた壁だったと思います。ただその失敗が今は大きな資産になり、以降は自分の苦手分野や未知の領域では、可能な範囲で他者を積極的に巻き込んで仕事を進めることができるようになりました。
他者を頼る=巻き込むという潔い切り替えをできることが、重要だと思っています。もちろん、自分も最大限のパフォーマンスに対して努力をするのが前提ですが。

「逃げるは恥だが役に立つ」とはよく言ったもので、「頼るは恥でもないし役に立つ」と思います。むしろ頼らず失敗するは恥、です。

一流は一人でやれるからかっこいいんじゃなく、でかいことを成し遂げる旗振り役になれるからかっこいいのだと、私は思っています。

2.言わぬは負け。言うが勝ち。

もう一つ、私が気を抜くと忘れがちになるのが、会社=教育機関ではないということです。
もちろん、貢献する能力を身につけるための教育投資はしてくれるのですが、あくまでそれは会社の利益の最大化のため。社員のキャリアや意志は二の次なはずです。

ただ、裏を返せば、会社の利益を増やす方向と個人がやりたい仕事が重なればwin-win。またとないチャンスとなります。
そして何より、そのチャンスを掴むには、「私はこれをやりたい、挑戦したいのだ!」と何度も何度も声を上げることが有効だと、2年目の時に大型プロジェクトに念願かなってアサインされたときに、身を持って学びました。

「これがやりたいわけではないのに」と心の中で思っていても、絶対に届きません。言霊を信じて、思いを発信し続けることが本当に大事です。

加えると、会社でできないなら、副業やボランティア、スクールに通ってやればいい。とも思います。そしてその行動をSNSや会社で発信する。もしかしたら別の会社で働く方がイキイキ働けるかもしれないし、会社が実は伸ばしたいと思っていた領域かもしれません。「自分の本気度」を他者にはもちろん、自分に対しても証明することは重要だと思います。

なにより、「何もしていない/考えていない奴」と思われるほどもったいないことはないと思っています。何も言わずクールに仕事を進めるのも、スマートでカッコイイとは思うんですがね。個人的には、スマートに輝くタイプは情熱を放出して輝くタイプに最終的には敵わないと思っているし、信じています。

3.人って何にも変えられない資産だ

「会社って、意外と閉鎖的な空間だな」と思ったのが2年間働いた率直な感想です。さらに、私はコロナ年に入社したこともあり、3年目の今でさえ恥ずかしながら他部署の人とはあまり関われていません。

ただ、「社内外・年代・業界問わず、いろんな人と話していろんな考え方を知りたい、視野を広げたい」とはずっと思っていました。
そして、こうしたことを会社の同期や部署の先輩によく話していたこともあり、他部署や社外の方と食事に行かせてもらう機会が、最近多くなりました。(まさに、2の言うが勝ちです)

あと、私が意識しているのは、「〇〇さんと会うんだ」と誰かが言ったときに、勇気を出して「私も行っていい?!」と言うようにしています。(自分が入ってよい会かどうかは文脈からきちんと推測したうえで)

人との繋がりがより希薄になったからこそ、自分から人との繋がりを取りに行く。これはコロナが回復してからも大事にしたい価値観です。

さらに、私自身も、人と人をつなげるハブになりたい、というのが今後の目標です。自分がされて嬉しいことは、周りの人にも積極的に提供したいです。
昔は損得勘定で人間関係を見ることがあったのですが、それは人も不幸にするし回り回って自分も不幸にすると感じました。

幸せの輪が人を介して広がっていって、少しでも世界の幸せの総量が増えたらいいな、などとデカい話を想像する今日この頃です。

考えは、ひいては運命となる

私の好きな言葉で、サッチャーの「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」という言葉があります。
ほんの小さな変化かもしれませんが、言葉が運命になると思って、これからも考えを言葉に乗せて発信し、行動していきたいと思います。

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