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どちらかというと理系寄り

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そろそろジャンルごとに分けないと、フォロアーさんが困りますよね。 いまごろになってしまい、すみません。
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#大学数学

清水明『統計力学の基礎』10/2刊!『統計力学』43冊,また買うの!?

清水明先生といえば、量子論の基礎: その本質のやさしい理解のために,サイエンス社,2004 熱力…

大学学部で数学はどこまでやればいいの?[理系非数学科向け]

専門科目はともかくとして、 学科で割り当てられない専門的な数学を学部の期間でどこまでやれ…

[202406,07]解析力学・量子コンピュータ・圏論の新刊書の備忘録

目に入ったのでピックアップ。 渡辺悠樹『解析力学: 基礎の基礎から発展的なトピックまで』共…

インフレ・円安、これからどうなる?経済と金融を最短ルートでロジカルに知る[理系向き…

YouTubeで動画を見るだけでいいのでは? YouTubeにはPIVOTなどの良質なコンテンツがすでにあり…

物理で群論はこう使う〜結局なに?〜これから物理で群論を学ぶ人への入門書

(先生)「これ、群って言います。(以上)」 (私)「で、群は何であり、どのように使えるのか?」 …

物理で群論はこう使う〜"数学な群論"に手を出すな

これは備忘録。 ※ わたしはアマゾンレビュア 雑学家さんではありません。 前編はこちら。 …

【大人教養】微積が苦手な人には経済学がいい

「微分積分(微積)は大人になってから使わないっしょ!」 「$${\sin\theta}$$や$${\cos\theta}$$は大人には不要だ」以上に浸透している考え方でしょう。 僕からすれば、使わない人生を選択したから、使っていないだけ。 自然現象は物理学で記述でき、物理学の言語は数学である。 同様にほとんどの事象は数学によって表現(モデル化)できる。 いいかえればモデル化の言語が数学なのだ。 言語が数学であるとき、その文法は、四則算、そして微分と積分である。

ChatGPT、創発、エントロピー、ゆらぎと非平衡、そして脳の自由エネルギー原理

この関連がなさそうで、ありそうな、ワードですが、丸山不二夫先生の今月テーマで取り上げられ…

原田義也「化学熱力学」は名著

上の続き。 わたしが一番好きな熱力学の本は  原田義也『化学熱力学(修訂版)』(裳華房)  …

すこしデキる人のための熱力学

日本での「熱力学」分野には世界的名著があります。 この驚くべき事実を物理界隈ではない人に…

理系大学生ならゲーム理論(ミクロ経済学)も学ぶといいかも。リコリス・リコイルにも出…

「ゲーム理論って聞いたことがあるけど、くわしく知らない。」 ミクロ経済学の一分野です。 …

理系大学生なら在学中に"ルベーグ積分(測度論)"を聴講することをお勧めします。4月な…

未学習のままに大学を卒業して、困っている人が多いです。 ルベーグ積分については、本気で、…

理系大なら"集合と位相"の聴講がお勧め。卒業後の独学では難しい、在学中に学んでおき…

「集合と位相」 未学習のままに大学を卒業して、困っている人が多いです。 数学科でない、あ…

理系大なら離散数学と情報理論を学べ。卒業後の独学では難しい、在学中に学んでおきたい情報科学

大学を卒業して、この2つの科目を未学習だったために、困っている人が多いです。 学部のカリキュラムには、卒業を目的として組まれています。 "大学院への進学"、"社会人(専門職)になってから基礎を学ぶ"ときに、必要となる(知りたくなる)科目は入っていません。 「離散数学」「情報理論」は、理工系学部のある大学であれば、かならず講義が開講されているはずです。 ここで受講していないと一生後悔します。 ※ 聴講を担当先生によっては断られることもあります。事前に担当教員へ挨拶しにい