クリスマス…キミは何を待ってるの？

　突然、寒い日が続くようになったなぁ…と思ったら、もうクリスマスイブですね。ついこの前まで、暖かい日だったのに、気が付けばしっかりと冬になって、クリスマスになった。遠くの山はすっかり雪化粧…街はイルミネーションの光に包まれて、やっぱりちゃんと季節は巡るものですね。
　自粛期間が長くなったせいか、今年のクリスマスは街行く人がいつもより笑顔な気がします…
それは、本当にそうなのか…ただ僕が、僕の心が
刹那さを覚えてるせいなのか…
ただ貴女の笑顔に逢いたくて…

『冬の始まり…』
　作詞　mark-H

　　ラジオから流れた
　　クリスマスソングが
　　何故か心に切なくて
　　街が光輝くのを待っている
　　ほんの少し寒さ覚えた
　　冬の始まり…

　　キミがいる街にも
　　冬の風が吹いているのかな？
　　距離以上遠く感じて
　　勝手な想い遥か空の向こう
　　雲が覆い尽くした空
　　いつもより遠くにあるんだ

　　キミが笑顔の時は
　　僕も笑顔になれる
　　キミが泣いている時は
　　僕は一生懸命笑顔でいるよ
　　キミの歌が聴こえるまで
　　僕は待っているから…
　　何もかも白く染める
　　ユキが降ってくるのを…

　　色付いた街路樹
　　冬の風に揺れて
　　一枚一枚落ちてゆく
　　冬枯れに街が染まる頃
　　寒さに震える人の群れ
　　冬の始まり…

　　キミを見ていた秋
　　頬までほんのり赤く染めて
　　どこまでも美し過ぎて
　　距離以上遠く感じて
　　冬の太陽が泣き出しそうで
　　僕が先に泣き出した…

　　キミが淋しいときは
　　僕も一緒に淋しくて
　　キミが楽しいときは
　　僕は少し下がってキミを見てる
　　キミの声が聴こえるまで
　　僕はずっとここで…
　　静けさで全てを包んでくれる
　　ユキが降ってくるのを…

　　星が見えなくても
　　クリスマスイブの今夜
　　遠く空を見つめて…

　　キミが笑顔の時は
　　僕も笑顔になれる
　　キミが泣いている時は
　　僕は一生懸命笑顔でいるよ
　　キミの歌が聴こえるまで
　　僕は待っているから…
　　何もかも白く染める
　　ユキが降ってくるのを…