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【誕生日】セラフ・ダズルガーデンについて【おめでとう!】

 本日誕生日、セラフ・ダズルガーデンについて布教をしようと思う。
 いつもの如く思いつきの書きなぐりなので悪しからず……。

 とりあえず、忙しい人のための再生リストを置いておく。

暗殺が生業の家系に生まれ、幼い頃から暗殺技術を磨いてきた。 素性には謎が多く、複数の名前を使い分けている。 現在は暗殺者を辞め、フリーのエージェントとして仕事を請け負う。

にじさんじ公式サイト

 フリーのエージェントとして仕事を請け負っている先が同期VOLTACTIONの四季凪アキラの事務所『Room 4S』。他からも以来は来るようだが、主に四季凪から依頼が回ってくるとのこと。

 現在は前職についての話はほぼせず、本人的にもあまり触れられたくない(楽しい思い出ではない為)ような素振りのためリスナーがこの話題に持っていくことはない。
 ただ、学生時代の話や自身の習い事の話は面白い師匠の話などと共に度々話題に出している。
 下記のリンクにほぼすべてのエピソードとソースが詰まっているのでぜひ時間がある時に少しずつでも読んでみてほしい。
【にじさんじ非公式wiki―本人について】


はじめに

 初配信で見せた落ち着きのある声と喋りとヴァイオリン。
 初配信直後から取り掛かったにじさんじのマイクラサーバー内での大規模建築。そしてそれをやりきる胆力と体力。VTAでチラチラ見ていたとはいえ、ほとんど知らず、「ヴァイオリンを弾ける新人が入ったらしい」という事しか知らなかった私にとって、VOLTACTIONは衝撃的な新人たちだった。

 この記事は、彼のこれからのライバー人生が今よりもっと楽しく、そして可能性に満ちたものにしてほしいと、いちリスナーが自分勝手に彼の魅力をダイレクトマーケティングする記事である。

歌について

 デビュー当初、彼は歌唱に対するモチベーションを示しつつ同期である渡会雲雀の歌声を絶賛し尊敬し、その隣で堂々と歌えるようになりたいと語っていた。

 そんなセラフも、初の歌ってみた動画「永遠のあくる日」では真っ直ぐ心に語りかけるような、深みのある優しくて繊細な声を、2つ目の「月光」では同期で相棒の四季凪アキラとともに地声で力強く歌い上げ、落とすところは感情をこめてしっかりなぞり、3つ目の「アトラクトライト」ではコンセプトの通り、受験を控えた学生たちを応援するような爽やかさと意志の強さを感じる「青春」を具現化したような歌声を披露した。
 ここまでの3本はどれもコンセプトが違うため、歌い方から変えるという実力がなくては実現できないことをしているように思う。
 だがこのアトラクトライトの1か月後、私たちは衝撃を受けることになる。

こ、心予報……!?!?!?!?!
投稿日は2/14。そう、バレンタインデーなのだ……。
歌としては今までになく可愛い系の曲。恋を予感してキュンキュンするような曲だが、セラフのハリのある高音でグッと叫ぶように歌われると自分が恋してる気分になる。なぜだろう……。

ハッピーバレンタイン!

心予報 / Eve(Covered by セラフ・ダズルガーデン) 概要欄より

 しかもこの年は、ツイキャスでオランジェットとオペラ風生チョコを作ったり、VOLTACTIONのオフコラボがあったりと実に供給過多なバレンタインデーだった。
 そしてこの辺りの歌みたから、明らかに発声の仕方や喉の使い方が上手くなっていくのがわかる。炎の揺らぎのようにゆらゆらと気持ちよく揺れるビブラートも目立つようになってきて、聴き心地が良い。

これ以外の歌ってみたは本人のリストから飛んでほしい。
「歌ってみた(ソロ)」リスト
「歌ってみた(コラボ)」リスト
VOLTACTION Music Video

私のおすすめは
ソロ:パーフェクト生命(心予報とツートップ)
コラボ:怪獣の花唄
ユニット曲:……全部?(苦肉の策)

※昨年8月にリリースしたFOCUS ONのセラフの楽曲はどちらも良いので殿堂入りとなりました。おめでとうございます。(私の中で)

ダンスについて

 3Dお披露目の前からずっと「早くみんなに見せたいなぁ」と言っていたくらい、ダンスには自信ニキだった。まさか3Dを得たセラフが「水を得た魚」と同義になろうとは……この時の私は知る由もなかったのだ。
 以前私の記事でも触れたが、3Dお披露目配信は本当にすごかった。
生歌唱あり、生ダンスあり、任務風景(アクション)あり、ヴァイオリンあり……見る人が見たら「お披露目配信の欲張りセットやぁ~~~」とか言ってる。絶対。そしてこれまで先輩・長尾景らとともにダンス動画を上げまくり、今年に入って彼自身が「一旦天井かな」と言っている現時点での最高傑作がこれだ。

Midnight / Motoki Ohmori(Covered by セラフ・ダズルガーデン)
ミセスの大森元貴さんが歌って踊っている曲の完コピ動画。
 周りのダンサーさんとのフォーメーション、タイミング、身長差があっても屈む振りでぴったり揃うダンスのクオリティ。こんなに難易度の高い振付なのにやっぱりセラフのダンスはどこで止めても「画」として至高。一つ一つのポーズをかっこよく決めるセンス。本当にすごいものを作ってくれた。

 そも、セラフは元はダンス経験者ではない。
 「バーチャル・タレント・アカデミー」通称「VTA(ブイティーエー)」と呼ばれるANYCOLORが運営するVTuberの養成所の生徒だったころ、ダンスの授業で基礎を学び、ハマっていったのだという。つまり2021年頃から始めたダンスが2年でこれだけの成長をしていることになる。いくら自分の身体を操り慣れている(運動神経がいいの意)とはいえ、センスがありすぎる。
 ダンスは踊ってみるとわかるが、踊り方の理想を自身の身体に落とし込むのが何よりしんどいと私は思う。「先生のように動きたいのに筋肉が足りない」とか、「なぜかかっこ悪く見えてしまう」だとか。しかしセラフのダンスは細かいステップ(リズム感)も、綺麗なアイソレーション(柔軟性)も、華麗なターン(体幹)もすべてが揃っている上に、空手の経験からくる姿勢の良さがポージングの完璧さに拍車をかけている(のだと思う)。本人の意欲も高く、踊ることが好きなんだろうというのがひしひしと伝わってきて、見る方も楽しくなってしまう。
セラフの踊ってみたリスト】(Youtube再生リスト)

ヴァイオリンについて

 5歳くらいの時から続けているらしいヴァイオリンは「特技」の度を越えたものだと思っている。初配信で演奏をした情熱大陸とギラギラ。未だにたくさん聴きに行ってしまうほどこの2曲が好きだった。情熱大陸のコメント欄には音大の方やヴァイオリンに精通している方などもコメントを寄せていた。「音の響き方がセンシティブ」とかなんとか……私も似たような感想だった。全く以てその通りだと思う。繊細な音はたくさん聴いてきた。しかし「綺麗・力強い・繊細」の3拍子が揃う人はプロ以外では見たことがない気がした。もちろん曲に合わせて弾き方を変えてくるのだが、それがまたハマってて良い。

 3Dお披露目の際に演奏した「町の想い出」で、弾いてる姿を初めて見たリスナーたちはほぼ一斉に「生で弾いてる!?」と立ち上がったことだろう。ラストに向かう曲の中、一拍休んで入るところで緊張を感じ取れる音の揺らぎがあった。「セラフもちゃんと緊張するんだな」と思った記憶がある。
(「緊張は努力した証拠」というシンプルで心強い言葉を、悩んでいるリスナーに向けて言ったこともあった。)

彼の口から飛び出すのは、凡そ20歳の常人とは思えない経験ばかり。
「合奏団への所属経験あり」
「ドイツでの演奏経験あり」
「コンクールで入選し、ミニコンサートに呼ばれた」
「オーケストラへの所属経験あり」
「ヴィオラ演奏経験あり」
「学生時代は弦楽部とバスケ部を兼部しており、経験年数が長かったことから教えることが多かった」
……など、もしかしたらこの人の時間は他の人の倍多く流れているのかもしれない。

 そんな彼も、2023年末には来年の抱負として「ヴァイオリンにもっと触る」としており、現在ヴァイオリン動画1本と「楽団V!VO」への所属を発表している。これから、彼の音色を聴く機会がたくさん増えるのだと思うと、2024年が楽しみで仕方がない。
セラフのヴァイオリン配信】(Youtube再生リスト)

運動について

 特技が空手、対人戦闘術(CQC)、バスケットボール(約7年)、陸上競技(短距離・長距離、ハードル/幅跳び/高跳びは少しだけ)、ラグビーの経験はある。
 中学時代シャトルランの最高は138回、反復横跳びは70回くらいというバケモンみたいな身体能力をしている。

 この動画は3Dお披露目の際に入った緊急任務を切り取って本人が動画にしてくれたもの。布教の際に渡しやすくて助かる。ちなみにこの中で披露したバク宙は「なんかやってみたらできた」らしく、最後の方に得意と公言している「上段内回し蹴り」らしきもので敵を倒しているようにも見受けられる。

 こちら↓のショートはわかりやすく運動神経が良い。概要欄も合わせると、100回は悠に超えている。跳び方が軽やかで綺麗。

 福男にちなんで777mを走るタイムアタックラン。VOLTACTIONのオフコラボ内の企画なので気になった方は本配信を観てほしい。
 一時期は配信の前後どちらかには絶対にランニングをしていたので速いのは解っていたが、あまりにも速くて笑ってしまった。(計算した有能コメ欄によれば時速17kmの速さだったらしく、自転車を追い越せるスピードなのだという。)

 ちなみにツイキャスで筋トレキャスをしたこともあるのでそれを聴いても良い。何かいろいろ〇ぬ。

 ちなみに、以前出演したにじさんじの公式番組の「ゲームる?ゲームる!」では、マネージャーからのタレコミで「フィジカルバカ、略してフィジバ」と呼ばれていた。

勉学について

 かなり理数系。漢字は弱めだがすぐに古語が出てくるあたり、受験勉強がしっかり頭に残っているタイプの人種。
 英語は比較的得意と言っており、とある企画で英語伝言ゲームをした際にはアンカーを任され、文法の違和感に気付いて抜け落ちた単語を推測・補完し、チームを救った。あれぞまさにファインプレー。

 ↓これは受験の数学問題を6問解かないと告知できない配信。
しっかり解答・解説をして、受験生応援ソングとして「アトラクトライト」の歌ってみたを告知した。

 私が好きな古語の話2選。
①「納言と同棲パロ」
 「な墨擦りそ」→「な~そ」は弱めの禁止のため、「墨擦らんで??」ということになる。ちなみに「わろし」はそのまま「良くない・好ましくない」という意味で、【善し→よろし→わろし→悪(あ)し】となるため、わろしの場合漢字で書かない。
  (そもそもな~その用法がパッと出てこない)

②「ぬ」(否定)

 花火大会を「炎色反応観測大会」とか言って唐突に理系を出してくるが、そういう垣間見える賢さについ感嘆してしまう。もちろんこれを言うのはふざけている時だが、真面目に話している時の語彙が読書家のそれであるため、なおのこと聞いていて安心する。
 時々言葉遊びをしようとしてバグることもあるが、賢さで遊ぼうとしているためただ面白いというか個人的に好きである。
 公式番組「にじクイ」も必見だ。

人柄について

 雑談を見たり、マイクラでの話を聞いているとわかるのは彼が「努力家」だという事。出来ないことも出来るまでやるようにするし、その為の努力を惜しまない人である。勉強に関しても、運動に関しても、ヴァイオリンに関してもそう。そんな話を聞くたびに、私は彼には敵わないなと思わされる。もちろん、敵うかどうかなんて考える必要はないのだが、ただ努力ができる人というのは無条件で尊敬したくなるものだ。
 ハイキューの及川徹が言った「センスは磨くもの」を素で言ってのける(本人はハイキュー未履修のつまみ食い)くらい深い思想を持っており、正当派な名言つい笑ってしまう迷言も多い。

 閑話休題。
 以前の記事でも言ったがやはりポジティブの方向性がとても似ているからきっと安心して配信を観られるのだと思う。
 私の中で、雨だれ石を穿つ、急がば回れ、セレンディピティなどの言葉や行動指針を大切にしているため、常に先を見据え、冷静でいることを考えている。むしろ冷静でいるために先を見据えているまである。自分の選択した道には経験値しか転がっていないと思い込んでいるので、どんな獣道だって辛くても前を向いて、休むことはあっても逃げはしない。それが私のモットーなのだ。
いつだって「チャンスは準備された心に降り立つ」のだから。

これはセラフがMinecraftで建築した建物の一覧である。
中でも図書館建築は壮大で数々のドラマが生まれたり脊髄が飛び出したりしているので必見だ。あまりにも長いので私の作業用BGMになっていたことがある。基本1配信に1回「本日のノルマ」と言われるくらいBLAECHの話はするし、デビュー直後の夏にSUPER BEAVERと出会ってしまった彼はやがてビーバーの良さを語るBotと化すとは知らずに、このマイクラ配信ではフェス楽しかった話を楽しそうにするのだ。タイミングが良すぎる。

さいごに:

そんな彼がたくさん考えて用意してくれたミニライブ。
主役はセラフで私たちが祝うはずなのに、どうしてまた喜びをもらってしまうんだろうか。
今年の誕生日応援広告は池袋だけで8か所+1ビジョン。新宿に2枚、そして各都市(名古屋・大阪・博多・札幌)と今年はなんと海外セラズクによる応援広告企画で台湾・香港にも広告が出ているようで、来年はどうなってしまうんだ……ともうドキドキだ。
と、こんなところでもう5:12になりそうだから締めようと思う。
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それでは。