見出し画像

Twitterがつまらなくなった

※ただの落書きです。

Twitterがつまらなくなった。

自分の感性が劣化したのか、Twitterが劣化したのかはわからない。


周りを気にして発信するようになった。

ひとつツイートするにしても「これを読んだ誰かはどう思うか?」「不謹慎ではないか」など考えるようになった。

一見いいことっぽいけど自分はそんなことないと思う。

#nemuritsuzuketeshinu のタグも元々は不謹慎極まりない理由から始まったものだった。

ニコニコMADで昔流行った「フタエノキワミ」も海外の声優さんを愚弄していると言われても仕方ない。


でも笑いって結局そういうもんじゃないのか。品がないとか性格ねじ曲がってると言われるかもしれないけど不謹慎さの中に面白さは確かにあると思う。

でも今は不謹慎なこととか失礼なこととか誰かを傷つけるようなことを言うと怒られる。怒られた上に拡散されて、さらにぶん殴られる。

僕らのいるところはTwitterであってリアルじゃない。と思ってるのも僕だけになって、いつのまにかリアルもTwitterも境界がどんどん曖昧になった。

もう「Twitterだから書けること」っていうのがなくなってしまった。

僕みたいな社会に不適合な人たちはネットだからネット弁慶を発揮してふんだんに思いをぶちまけられるのだが、そこにリアルを持ち込まれたらどうしようもない。何も言えない、何も書けない。

ツイートの下書きだけがたまっていって、結局書くことがなくなってしまう。

別アカウントを使ってみたりしたけど末路は同じだった。つながりが増えるにつれて同じような悩みに行き着く。結局のところ閉鎖的な空間に引きこもる以外に他人の目を避ける手段は存在しない。

こういう文章だって140字にまとめてTwitterに投下したら「あなたの感性が劣化しただけ」とか「自分を変える努力をしたのか」とか説教される。プライベートでテキトーに書いてるだけなのになんで説教されないといけないのか。そんなんだからイヤなんだ。このnoteはそもそもこの主張に興味があるとかで通りすがりの短文しか読まない人たちはどうせ読まないだろうからある程度好きなことを書けるけど。結局こうやって好き勝手に文章を羅列して反応を楽しむみたいな使い方が過去はできてたけど今はもうできない。だからnoteにこうやって書いてる。


noteは最近尖った記事も多くなってきててかなり面白い。それもあってTwitterの劣化が僕の中ですごく大きい。

Twitterはリアルの情報収集ツールとなってしまった。

ネットでだけ楽しめる交流を楽しむという昔の目的と、政府の情報発信とかお金儲けのビジネスとかそういう別の思惑たちが悪魔合体した結果非常に中途半端なツールになってしまった。

情報収集ツールとしての価値は間違いなく上がった。いまやアニメや観劇の感想、買ったもの旅行したところの評価などはTwitterで検索すると生の意見をすぐに入手できて非常に利用価値が高い。


でもそれはあくまで情報収集のツールとしてだ。過去に僕が求めていたTwitterからはかなり変遷してしまった。

Twitterだから見られるカオス、ネット掲示板だからこそのノリと勢い、そういうものを僕は求めていたのに今はどうだ。Twitterをたくさんの人が見るようになった結果、Twitterのトレンドも微妙にネットのノリが入ったものとテレビの仰天ニュースに出てきそうなものが入り混じってて、まぁこれもたしかにカオスだけどさ、こういうのじゃないんだよな感。一般化してしまってる。大衆化してしまってる。急速に。仰天ニュースに載るようなやつはTwitterで見なくていいんだよ。仰天ニュースで見るから。

ただの懐古主義だといわれたらそうかもしれないし反論するつもりもない。

でもこれから先も僕はTwitterからは距離を取って、時々当たり障りのないこととか観劇の感想とかをポツポツと発信して、気が向いた時だけ好きな人のタイムラインを見に行くみたいな使い方になると思う。

ネットにはいつでも接続できるし、便利な世の中になった。でも僕は失ったものもとても大きいと感じる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?