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そんなことで、あなたのキャリアは終わらない

社会人6年目の私ですが、
私が勇み足なのか、地球の回るスピードが遅いのか、現在3社目です。

新卒で化粧品会社に入社しました。
化粧品を集めることが好きだったことと面接官たちの雰囲気の良さにより、何社かいただいていた内定の中で、この会社を選びました。
3年ほどしかいなかった会社だけれど、今でもこの決断は間違っていなかったと思います。
仕事は全くの鳴かず飛ばずでしたが、大好きな同期や先輩に出会えたので、とても賢い選択をしたと思えています。

2社目は広告代理店で働きました。
私の夫は広告代理店で働いており、彼の働き方や広告代理店の仕事内容を身近で見ていて、私のやりたいことはこれなのでは?と思い、新卒の会社を辞め新たな業界に飛び込みました。
結果として、私の選択はまたしても間違っていなかったと思います。
令和とは思えない働き方(朝まで働いて、少し寝てまた働いて…、理解できない程お酒を飲んで接待する…等)は、私に私自身の限界を教えてくれました。
あと1年も働けば、私は100点満点の社畜になっていたと思います。
このままいくと、もう〇ぬ、と思って辞めました。

そして今の会社に入りました。
過去2社の経験から絶対に譲れない条件を書き出して、すべて当てはまったのが今の会社です。
入社して半年ほどですが、私のその時の決断は正しかったように感じます。
何より解決したかったバランスの取れた働き方がかなっているので、万々歳です。

6年目にして、3社目。
同世代の友人にも少し心配されているのに、終身雇用が一般的な親世代からすると、心臓が破裂するほど心配だと思います。父と母には少し心配をさせてしまっているな、と反省しています。

短期間で転職を繰り返していく中で、キャリアについての考え方もだんだん変わってきました。

会社でやりたいことを見つけて、そのやりたいことを突き詰めて、
あわよくば昇進して、みんなから愛される人になりたい!

なんて、新卒の頃は思っていました。

現実はというと、
会社の中でやりたいことを見つけるには、色んな部署を経験しないといけないため、
色んな部署を経験するには長年一つの会社で働く必要がある。
でもせっかちな私には、ずっと一つの部署で、いつ来るかわからない異動を待ち続けるのは拷問そのものなので続くはずもなく、全会社対象の公募制度のような転職に手を挙げてしまうのでした。

たぶん私はきっとこの先も今よりもいい条件の、今よりもワクワクする仕事があれば、手を挙げてしまうと思います。
でも、それもいいと思っています。

「転職ってキャリア死ぬよ」
と言われたことがありますが、今のところ私のキャリアは死んでいません。
むしろ、漫然とした人生見つめなおすことができ、進みたい方向性に歩みを進めるべく人生を真剣に考えることができて最高、とまで思っています。
あ、でもとはいえ一社で長く勤めあげられる方々のことは、心の奥底の底から尊敬しています。マジですごい。

今の私は、
このままサラリーマンで人生を終わらせてしまうのが、私にとって本当に正しいのか?と、考え始めています。
冒険できる若い時だからこそ(冒険は人生のどのタイミングで行っていいと思っているので、年齢は関係ないとおもいます。ですが、私にとっての心の身軽さは年齢に比例するなと思い、こう形容しています)冒険しない選択を取っているのが、少しもどかしく感じたりもします。

これまでずっと、何かがしたいけれど、何をしたいのかがわからない状況が続いていました。
今も明確にこれだとわかったわけではありません。
でも、やってみたい・挑戦してみたいベクトルと得意なことのベクトルが合った目標が見つかった気がして、いつか飛び込んでみたいなと考えています。

いつ終わってしまうかわからない人生だからこそ、できることは全てやってみたい。
それが失敗に終わったとしても、自分にはこの分野は向いていなかった、と知ることができることが何よりの収穫だと思っています。



こんなところで、そんなことで、
私たちのキャリアは終わらない、終わらせない、ぞ!

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