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合気道の稽古についておもう

本日金曜日は合気道の稽古の日。

技の説明は難しいです。
違う個である一人一人に一様に理解してもらうためには個別指導が理想です。
しかしながら限られた時間内に複数名の方を相手にするにはそうもいきません。
一つの技を説明するなか、私の拙い説明に原因もあるのでしょう。 
みなさんの動きはまちまちだったりします。

正しく理解してもらえればそのうち納得した技が出来るようになるでしょう。
まずは、正しく理解して、繰り返し稽古することだと思います。
人間のやって来たことです、正しく理解せずとも、マネをしながら身体を動かし稽古し続ければ、いずれは正解に近づくのでしょうが、それでは時間がかかりすぎます。
稽古にいらっしゃる一般の方は社会人ばかりです。
私がこれまで40年かかってやって来たことを同じようにやってもらおうとは思いません。
限られた時間のなか金をかけて、自分のために一念発起してやって来ている方たちばかりです。
私はやって来たことを凝縮して伝え、理解してもらい繰り返し稽古して身に付けてもらいたいと願っています。

そのためには、よく聞いてもらい、そして腑に落ちてもらうことが一番です。
そして繰り返し繰り返し稽古することです。
週に一度、二度の稽古です。
一回一回の稽古にメリハリを持たせるべきだと思っています。
ひとつひとつ身につけていくのが一番です。
だんだん合気道の面白さがわかり、同時に合気道の技の怖さもわかっていくことでしょう。

合気道の稽古、健康も目的のひとつですが、残された限られた自分の時間の中で合気道をどこまで理解し、その技を本当に自身の身に付けることが出来るか挑むのも面白いのでは、と思うこの頃です。

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