嗜好に矛盾など求めてはいけない
タバコって不思議だと思いませんか?
健康を害するんです、あれ。
なのにですよ、みんなむせながら一生懸命に吸い始めるんです。
初めは全く美味しいと感じなかったものを美味しいと感じるまでむせ続けて我慢してまで吸うんです。
確実にマイナスになることを一生懸命にやるという、改めてすごい矛盾だと感じますね。
いやいやいやマイナス効果だけじゃない!プラスの要素もある!ということで大体愛煙家の方が真っ先に口にするのが「リラックス効果」。
確かに怒りを軽減したりα波がでる(諸説あり!)というリラックスさせる効果はあるみたいなのですが、喫煙所を探したり、たばこの吸えない飲食店ではわざわざ外に出たり、どんどん値上げしたりと愛煙家であるが故のストレスは多いじゃないですか。
たばこでストレスを生み出し、たばこによってストレスを打ち消すというこれまた大きなやっていることの矛盾を出すわけです。
そしてなによりタバコを吸わない人に対してリラックス効果などお門違いな話なのです。(めちゃくちゃ偉そう)
ただタバコを始めるのは主に思春期であり学生の時になります。(喫煙は20代から)
健康であることが当たり前な中学生や高校生(喫煙は20代から)は健康を害するかもしれないという未知数で検討のつかないことよりも、かっこいいなどの好奇心、憧れなどのポジティブイメージが勝ってしまうことは想像に難くないはないですよね。
昔のアクション映画やドラマでも『カッコいい』にはタバコが付き物でした。30代以降の人間がタバコを好むには十分な理由だと思っています。
そして現代では喫煙は完全な悪としてイメージ作りがされいます。
テレビで喫煙シーンが流れることはほぼ皆無であり、値上げを大々的に報道し、かっこいいとされてきた紙タバコから電子の方へ動き出してるんです。
中学生や高校生(喫煙は20代から)はそれを見て高いおもちゃのような筒状のものを吸って吐いてするでしょうか。しませんね。
憧れの先輩が吸っていてもそれが電子タバコならどうですかね。やっぱり紙たばこの持ち方とか火の付け方が憧れを増加させていたのは間違いないので。
ちなみに私は今これタバコを吸いながら書いています。
喫煙者は悪というような書き方をした上で批判はあるかと思いますが、もうとっくに20歳は超えているので(喫煙は20代から)批判は一切受け付けません。(いや、批判でもなんでもいいのでコメントください泣)
私には昔憧れの人がいました。その人がタバコを吸っていたので恥ずかしながら吸い始めたわけです。
タバコは良くない。それは痛いほどわかります。禁煙も何百回してきました。(失敗も何百回)
ただ私たちは次世代の人たちに対して「カッコいい」存在になっているのでしょうか。
私の喫煙姿を見てタバコを始めた後輩や部下はいません。
きっと憧れの存在ではないからです。(泣)
私は誰かに憧れられたいのかもしれません(泣)
考えれば考えるほど動機が不純で恥ずかしいです(泣)
ただ、タバコを吸う理由なんてそんなものなのです。
タバコって不思議だと思いませんか?
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