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コーチングの前にしておくとちょっといいこと

コーチングをする際、せっかく貴重な時間を投資してもらっているのだから1分1秒の時間も有意義にしたいなと常に心がけています。自己紹介の時間も惜しんで本題に入っていくこともしばしばです。せっかくの時間を少しでもよりよいものにするために、事前にできることをまとめてみました。

コーチングの前にしておくとちょっといいこと
・いい時間を確保する
・テーマを決める
・動機と期待を用意しておく
・アドバイスの期待はしないでおく
・考えておく、行動しておく
・コーチについて知る

いい時間を確保する

当然ですが時間が必要です。自分のためにいい時間を確保することは、忙しい日々の中では案外難しいことかもしれませんが、ぜひ落ち着いて自分と向き合える時間を確保いただければと思います。できれば静かな環境で、zoomの接続環境も良くした状態で臨んでいただければと思います。

テーマを決める

予め、どんなことについて話したいか、考えを整理してみてください。はっきり決まっている方もいれば、課題感が溢れすぎてテーマを整理できないという場合もあるでしょう。はっきり決まっている場合はその分だけ話が早く進みます。テーマが決まらない、課題感がたくさんある場合は、「テーマを決められない」、「課題感が溢れている」という課題感を持参してきていただければと思います。一緒に扱うテーマを決めるところから話を進めていきましょう。

動機と期待を用意しておく

コーチングの初回セッションでは、一番最初に「コーチングに対する期待、お申込みの動機を教えて下さい」と質問します。幾多のハードルを越えて申し込んでくださったのですから、何かしら強い動機、強い期待を持たれていると思います。ぜひその思いの強さを用意しておいていただけると、その強さの分だけ前進する力に変えることができます。

アドバイスの期待はしないでおく

期待してくださいと言っておいて難ですが、アドバイスや解決策を提示してもらいたいという期待は置いてきていただければと思います。コーチングは、コーチとクライアントがともに作り上げる時間です。クライアントとコーチの関係は、医師とその診断や指示を待つ患者の関係というよりも、二人三脚の関係のように思っていただけるといいかと思います。パイロットと管制官の関係でもいいです。霧の中で肉眼で進路がみえないとき、管制官とレーダーの視界は霧を抜け出す助けとなります。そして操縦桿を握るのはパイロットです。協力し合うことで初めてたどり着ける場所があります。

考えておく、行動しておく

よくする質問として「そのテーマに関する現在地を教えて下さい」という質問があります。扱うテーマに関して、自分でできる範囲のことを考え行動しておいていただけると、その分だけ話が早く進みます。行動できないから悩んでいるという場合は、その最前線の状況を教えていただければと思います。

コーチについて知る

コーチングでは信頼関係がとても大事です。信頼関係を築く上で、もしよろしければコーチのプロフィールを読んだり、コーチが情報発信している場合はその情報を見てみていただければと思います(といいつつ自分は発信が苦手過ぎて全然していないのですが。ごめんなさい)。なかなか初対面の人に自分の本音や困りごとを話しづらいかと思いますが、コーチの人柄や文体を知ることで、最初から一歩踏み込んだ話がしやすくなります。


コーチングをこれから受ける方、受けるか迷っている方にとって、参考になれば幸いです。


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* 写真は内容と全く関係ない、野毛山公園で撮った鴨

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