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この世のマヨは全部からしマヨでいい

上面はわかりやすく

引越しをしていた。
「バタバタしていて…!」「忙しくて…!」は大人の定番台詞だと思っていたのだけど、これがほんとうの「バタバタ」か、と納得してしまうくらい目まぐるしい日だった。

いつもの7倍くらいは書けることがあるのに書く時間と気力が少しも残っていないまま片付けや買い物や掃除やらなんやらをしていたら5日経ってしまった。

引越し当日、惜しむ間も無く早朝に出発。役場や警察署でいろいろな手続きをした後、朝マックで休憩。

父(運転手)に「朝食べた?」と聞かれ、しっかりシリアル一人前を平らげていたがそんな早朝からしっかり食べていることが何故か恥ずかしくなり、「ちょっと食べた」とちょっと誤魔化した。くだらない。

朝マックのパンケーキならあのこつぶのささやかなものだろうと思っていたら大判パンケーキ三枚重ねが到着した。

扱いづらい木のフォークだった

この白いバター、嬉しくなる。じゅわっと溶ける感じがいい。きっとありえないカロリーなんだろうけど、その罪悪感で美味しさが増す、気がする。父は朝マックに加えてハンバーガーを追加し、ペロリと平らげていた。ダイエットは?

その後母も合流し、両親に付き添われての手厚い引越し作業が始まった。母合流に際してお寿司屋さんで昼食をとったため、腹12分目での運搬作業。
色々危ないところだった。

私は缶のお酒より自分で割って作るお酒が好きで、実家ではなんとなくハンガーラックのワンピースの裾の裏に酒瓶たちを隠していた。
荷物搬入で娘が酒瓶を持っていることに気づきやいやい言われるのが面倒だったので、しっかり梱包しておしゃれなトートバッグに詰めて持ってきた。

しかしこのおしゃれなトートだけ車の中に置き去られ、搬入おしまいの空気が流れ出してしまった。
排水溝の掃除などをしているときに酒瓶のことを思い出しひとり駐車場まで走り、無事搬入した。完飲するまでちゃんと隣に置いておくからね。

野菜を「かやく」でしか摂っていない

ガス工事が来ないことには料理ができないし、器がないことには物も食べられないのでせっかくだし、と思って生まれて初めてカップ焼きそばをいただいた。

まだ生まれて初めてがあるのはいいなあと思いながらマヨネーズをかけた。ビームは出なかった。からしマヨは素晴らしい文化だと思った。

炊飯器はいらないので憧れていた土鍋を買った。買ったからには米を炊き続けなければならない。しかも両親から米10キロを貰ったので、虫どもの餌にならないようにきちんと消費しないといけない。ダイエットは?

かわいいな〜コトコト頑張って沸騰していた。ちょっと水が少なかったから固かったけど、ちゃんと美味しかった。おともはこちら。

チカチカパッケージ

チキって小瓶を買ったものの樽であってもいいくらいツボな味だった。

粘り強い

ちなみに今は座るスペースもできて、あるべき場所に持ち物があって、お香などを焚いてさまざまな家の臭いを誤魔化すくらいの余裕ができた。

テーブルがなかなか届かないために一番体に悪そうな姿勢で日記を書いていることだけが問題。

まだ住んで数日だけど、人情があって自然がたっぷりなこの街が大好きになった。地元より好きかもしれない。この街に慣れたら恋しくなるんだろうけど。

あ、あと物干し竿も無いな。

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