megumifuruya

横浜生まれの44歳。モデルとして雑誌や広告ショーなどの仕事を経て、2020年11月コロ…

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横浜生まれの44歳。モデルとして雑誌や広告ショーなどの仕事を経て、2020年11月コロナ禍の東京で料理人の夫と11席のみの小さなビストロを開店。はじめての飲食仕事スタート。同年12月に大腸がんステージⅣの宣告。治療を続けながら普通に暮らしています

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敵は手強いよ

6月9日に受けた定期検診、採血と造影CT検査の結果、肝臓とリンパ節に複数の再発、転移が見つかりました。 あの死ぬほど痛くて痛くて辛かった開腹手術から9か月。 今回は術後に肺に影があるとの診断で抗がん剤治療数回と放射線治療を受けに病院へ行って以来約3ヶ月間の経過観察期間を経て久しぶりの通院でした。 電子カルテには先日撮ったCTの画像にはっきり映る新しい腫瘍が複数。 いっときは腫瘍マーカー(CEA)が治療を始めてから初めて基準値内(0〜5)にまで落ちて喜んでいたのに今回はすでに

    • ステージ4の大腸がんとわかって丸2年が経ちました。

      タイトルの通り。 つい先日、12/10で病気の告知から丸2年経ちました。 2年前に告知された正式な病名は「直腸がん多発性肝転移」ステージ4のがんです。42歳の時でした。 病気がわかったその日からは私の人生には今日までずっと『40代でがん治療』というライフイベントが加わることになりました。 今も月の何日かを通院にあて化学療法を受け時々検査を受けるという日々を送っています。 私の場合病気が見つかった時点で手術が不可能なほど病気が広がってしまっていたので切除手術は不可、延命の為の

      • FOLFIRI(イリノテカン)とジーラスタ注射の副作用まとめ。(私の場合)

        FOLFOXのオキサリプラチンにアレルギーが出たため化学療法が FOLFIRIに。薬がイリノテカンにチェンジ。 イリノテカンの副作用と思われる現象をまとめて適当に箇条書きにしてみました。(副作用の出方などは個人差が大きいものです。これはあくまで私の経験です) イリノテカン副作用のまとめ(私の経験です) FOLFIRI療法で使用するイリノテカンからくると見られる副作用をあげてみました。まだあった気がするけどとにかくすべてが倦怠感が強いということに尽きる薬というイメージでした

        • FOLFOXとベクティビックスの副作用とアレルギーの箇条書き(私の場合)

          がん治療のスタートは FOLFOX+分子標的薬(アバスチン2回の後遺伝子検査の結果3回目以降はベクティビックス) 2020年12月〜2021年8月まで計14回 FOLFOXによるものと思われる副作用 https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/pdf/FOLFOX.pdf ・初回投与時に若干の指先のピリピリ感と喉の奥に少々の違和感。 常温以下のものを飲んだり、冷たい水で手を洗ったり洗濯物を干す時などに痺れを感じた。 ・

        敵は手強いよ

        • ステージ4の大腸がんとわかって丸2年が経ちました。

        • FOLFIRI(イリノテカン)とジーラスタ注射の副作用まとめ。(私の場合)

        • FOLFOXとベクティビックスの副作用とアレルギーの箇条書き(私の場合)

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        • がんのこと
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          今日までの治療のきろく。随時更新(私の場合)

          2020年12月に42歳でステージ4の直腸がんを宣告されてからの治療の記録です。 自分ががんだとわかった時から自分の身に起きていることを知りたくてネット検索をしたりその時知りたかったことなどを思い出しながらまとめてみました。 ここに書いた治療内容や経過はあくまで私個人が体験したもので誰にでも当てはまるようなものではないと思います。興味があれば参考程度にしてもらえたらと思います。 治療は未だに続いています。随時更新します。(2020.11.18) 初診から入院2022.12/

          今日までの治療のきろく。随時更新(私の場合)

          病気がわかった時の備忘録的なもの。

          自分の体にがんがあると知ったのは2020年の12月9日。 病名は直腸がん多発肝転移、ステージはⅣ。 私の両親は今も健在だが過去に2人ともがんを患ったことがある。 父は手術を受け、母は抗がん剤治療を何度か受けていた。 素人考えではあるが自分はがん家系であるのだろうという自覚はしていた。 だから結婚をしてすぐに保険の見直しをしてお守り代わりにと医療保険とがん保険に新しく入っていた。 それがこんなに早くに利用することになるとは正直夢にも思わなかった。 過去の新婚ホヤホヤの頃の自

          病気がわかった時の備忘録的なもの。

          noteはじめました。

          古谷恵と申します。 以前から仕事をこの名前でやっていたためnoteもこの名前で書いてみようかと思っています。  先日大腸にがんが見つかりました。 肝臓に転移もあり告知時には既にステージⅣ。 ああびっくり。我が身にはそんなことが起きているのかとどこか他人事のようにその告知を受け止めました。 人生初の入院。夫婦でいろんな覚悟をして作った開店したばかりのお店のこと。お金の事、友達の事、夫のこと、親のこと、猫の事。治療のことや今後の事。 コロナ禍で面会が一切禁止の入院生活のなかで

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