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片仮名英語によって日本はソフトウェア後進国になった

日本はソフトウェア後進国



日本は一部の大学や研究所を省けば、全体としてソフトウェア後進国だ。米国英国は素よりインドや中国にさえ遅れを取っている。その原因は、インドの様に英語が公用語でないのに、片仮名英語を安易に取り入れたからだ。

以前、アニメの攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELL)を見ていて、その中で「電脳」と言う、コンピュータを指す言葉が出てきて、何と素晴らしいのだろうと思った事がある。中国語では電腦(电脑)となる。漢字しか無いので、本質を考えて当てるしか無いのだろう。

もし、日本が安易に片仮名英語を導入せずに、真の意味を考え漢字を割り当てていたら、日本はソフトウェア先進国になっていかもしれない。明治時代に西洋の用語を訳した和製漢語により、日本は社会への西洋概念の浸透が加速され、侍が支配した封建社会から、当時の近代的(西洋的)社会への変貌を短期間で成し遂げた。

和製漢字には銀行、電気、科学、共産主義、社会主義、人民、共和などがある。なんと中華人民共和国(中国の正式名)は中華以外は和製漢語だと言う。これらの事は、中国人学者王彬彬氏が、記事「王彬彬のため息」で詳しく紹介している。


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