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終・レッチリとその他好きな音楽

好きです、レッチリ!!!

奇跡の末に手に入れたチケットで来てるっていうのに、まだこの時点でも私にとってはレッチリが一番のお目当てでは無かった。
とりあえず夏っぽいし有名だし、「Dani〜」と「Universally〜」だし、こんな近くに来てくれてるから一応みておくかー、ぐらい。
今思い返したら完全になめてる、LAに向かって土下座しろって怒られても文句言えないよ。
さて楽しい時間はあっという間に過ぎて、いざオーシャンステージへ。

ここからは当時の状況と心境を思い出しながら、時系列でお送りしようかな。

↓↓
ステージ着、想像以上に人多いね
とりあえず景気づけにビール買おっかー
前でもみくちゃ汗だくで見るより、後ろでゆっくりでいいよねー
まだ時間あるし、座って待つかー
聴きたい曲というより、聞こえたらなんでもいいよねー
そして暗転
あ、はじまるはじまる〜!(起立)

どぅーん(ジャムセッションの一音目)

※正直この瞬間「テンションはメーター振り切っちゃたわ」状態で恋人をその場に置き去りにし、ビールカップ片手にこぼれるのもお構いなしに、周りの人にぶっかけながら走ってた。ビールをかけてしまった人の驚いた顔を今でもはっきり覚えている。あの時は大変申し訳ございませんでした。

え!?情報量多くて無理、なに、こんな
こんなかっこええの?!?!
あ!てかこれ大好きな「Universally〜」とよう間違える曲!
(※Zephyr Song)
うわー、うわー、うわー、、ちょえ、、このリフ、、イギー・ポップやん?!?!
(※I wannabe your dog)
え、こんなオチャメなことしちゃうの?!
(※後日友達の話でライブ中に色々カバーするのを知る)
うぇ〜、ちょっと色々キャパオーバーで涙出るって!!!
え、もう最後の曲?!もっとやって、もう毎年日本来て!!
一生ついて行く!!

以上、今思い出しても顔が緩むぐらい楽しかったよ、本当に。
何より冗談抜きで一音目の衝撃と言ったら、それまでもそれ以降もこのライブ以上のものは無かったと思う。
たぶん長年のファンや何かしら音楽をやってる人からすると、定番曲がなかったり音響的にもいまいちだったのかもしれないけど、私にとっては人生でベスト3に入るぐらいの最高の音楽体験だったよ。
台風でキャンセルになったTashのことは、意識の果てに飛んでいって、その年の夏は終わっていった。

月日は流れて同年の12月。
一緒にレッチリをみた恋人とは秋にお別れしてしまっていたけど、一通り泣くとすっきり忘れたような覚えがある。

ある日の早朝、寝ぼけ眼でSNSをチェックしていると、フリーがジョン・フルシアンテの写真を投稿してるのを見つけた時はかなり焦った。
寝起きの脳みそでは投稿文を読むなんてことができず、アーティストのピンでの写真投稿=訃報という方程式が出来上がっていたので、あ、フルシアンテが亡くなった、、、こんなに好きになったのに、生シアンテを見れずに終わるなんて、、と考えながら二度寝したら、まさかのカムバック投稿で、嬉しすぎてたぶん5cmぐらい浮いたと思う。

フルシアンテ!勝手にこ◯してごめんね!いつか日本に来たら絶対みにいくからね!!!
と、その時深く深ーく心に刻んだ。

そしてさらに月日は流れ、パンデミックもおさまりつつある中、やっとワールドツアーがアナウンスされた。
いつ日本にくるのおおおおお!?なんて公式SNSの投稿に一喜一憂し、とうとう単独来日のニュースが。

そこからはちょっとした思い出もあるので、また別のお話ってことで。

とにかく、3回も彼らのパフォーマンスを見ることができたのは、人生の励みになったしかなり幸運だったということ。
レッチリへの愛は、順調に深まっていってるよ。

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