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【170個】1日で配る宅配ドライバーを参考に作った宅配マニュアル

1 はじめに

とあるところに、Mi0(ミオ)という宅配ドライバーがいました。

彼は、宅配という仕事がものすごくできる男でした。

宅配といっても大きく分けて2種類の荷物があります。

1.会社へ配達する“商業貨物”

2.個人宅へ配達する“宅配”

この2つの大きな違いは『荷物の落としやすさ※』『単価』です。

※宅配業界では、荷物をお客さんに渡し、配達完了することを“荷物を落とす”と言います。ちょっとした業界用語ですね。

商業貨物は荷受人が会社なので、基本、昼間は開いてます。

注文した当人がいなくても、会社内の従業員の誰かしらが居れば、荷物を渡すことができるので、非常に荷物を落としやすいです。

そのため、配達した時に貰える報酬単価が宅配に比べて“安い”

一方、宅配は荷受人が居ないことも多く、荷物を渡せず、不在になる可能性が商業貨物に比べて高いです。

そのため、配達した時に貰える報酬単価が商業貨物に比べて“高い”わけです。

運送会社や各会社の営業所によって異なりますが、私たちの働いている営業所では、外注ドライバーが商業貨物を運ぶケースが、たまにあるところでした。

報酬単価の件があるため、「商業貨物を扱う外注ドライバーが、営業所内の外注ドライバー売り上げランキング10位以内に名を連ねるのは無理!」と言われていたのですが、それをいとも簡単に覆したのが、Mi0(ミオ)だったんですね。

営業所に入って3カ月経たないうちに、3位につけるという所業をやってのけたわけです。(まあ、いろいろとカラクリがあるわけですが……)

その所業を見て、筆者であるFuku2(フクツ)は思いました。

「Mi0(ミオ)に宅配のやり方を書かせれば、最高の宅配マニュアルが作れるんじゃね?」

と。

しかし、現実はそう甘くはなかった。

……そう。

彼は宅配はできるものの、文章が全くと言っていいほど書けない『脳筋だったのだ!!

と言うわけで、私、Fuku2(フクツ)が、ブログを数年運営していて、文章に慣れ親しんでいたため、Mi0(ミオ)の宅配戦略をマニュアル化することになったのでした。

 1.1 この記事はこんな人におすすめ

・これから宅配始めてみようって人

・宅配やってるけど、いまいち伸び悩んでて、もう辞めようと思ってる人

・宅配やる気はないけど、宅配業界を知っておきたい人

・話の話題づくりに、知識をストックしておきたい人

・荷物を運んでくる配達員がどんなふうに仕事してるのか知りたい人

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