蹲って少しして、やっと、やっと落ち着いてきたからまた立ち上がったら通りがかりの優しそうな方々が大丈夫ですか?と本当に心配そうな顔をして声をかけてくださった。その暖かさとは真逆の淋しさをひたひたと感じながら帰っていた私からすると涙しか出てこないくらいに、嬉しかった。

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