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足元がダメなら根っこをを強くせよ!


自分の身体特性を振替っていくと、人とは違うなあと感じるところが多い。

その一つとして、前回の記事では回内足のことをお伝えしました。


回内足だけならば、足元のことを直せば対応でそうなものですが僕の場合は股関節にも特殊なところがある。

それは前捻角が小さいということです。
(仰向けで寝るとカエル足みたいにペターっとしているのがデフォルト) 

回内足な上に前捻角が小さいというのは、厄介なことに膝が伸び切らない。

(膝伸展時に起きる、太ももの骨がうちに捻る働きが制御されるので物理的に伸び切らない)

↑スクリューホームムーブメントの破綻


通常であれば、


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立っている時は太ももの骨は内に巻き気味で
膝下はやや外に巻いていく

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だから、かかとにも自然な回外作用が起こるのでアキレス腱はまっすぐを保つことができる。

しかし、僕の場合は

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立っているときに太ももの骨は外へ巻き気味で
膝下はやや内に巻いている。


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このような状態なので、かかとは必然的に内側に倒れる(つまり回内足)状態となってしまう。

膝下が内側に倒れているだけならば、かかとを調整すればなんとかなりそうですが


僕の場合は股関節由来の捻れによって、かかとの動きが制御されてしまっているので無理に治すと腓骨筋を痛めたり、大腿二頭筋の腱の部分に大きなストレスを与えることになってしまう。


→大腿二頭筋の腱がダメージを受けると、しゃがんだところから立ち上がるたびに、膝裏の外側が攣りそうになる。


だから、僕のような骨格特性の人は無理に回内足を治そうとしない方がよいかもしれない。


というのが現在の僕の考えになります。


ては、どうやって対処していくのかといえば
股関節の外旋に対して安定的な張力を作るという考えになります。


股関節外旋の筋肉は中臀筋の後部繊維なので、

拮抗関係にある、内転筋のうち

①短内転筋
②大内転筋
③薄筋


これらの3つの筋肉を鍛えていくことになります。
 
ちょうど下写真のようなフォームで鍛えることができます。(下側の足を浮かして内側に捻ることで、股間節屈曲+内転+内旋をつくる)


特に二関節筋である薄筋は、膝関節の安定には欠かせません。

これを鍛えることで前捻角が小さいことへの対応だけでなく、膝下の安定的な動作の獲得も狙います。


前捻角の問題を放っておくと、いずれ膝や足首、腰に痛みを起こすなど弊害が起こるので今のうちから対処せねばなりません。


また、足元のかたちは変わらないにしても身体を安定して支えることができる状態を作ることができれば日常動作からスポーツ動作まで楽に動けます。


ところで回内足で前捻角の小さい僕は、身体連鎖のセオリーに反しているところがあって


下腿レベルでは内側へ傾けようとする働き
股関節レベルでは外側へ傾けようとする働き

と言った感じに反発しあっているので
結果的に筋肉を満足に使いづらいので、あろうことか長脛靱帯でバランスを取ろうとすることがデフォルトになってしまっている。

なので、僕にとっては結果的に小臀筋による外転力も獲得していく必要があるように思います。


そうなると、


・内転筋の強化
・小臀筋の強化


この辺りが直近のやるべきことになります。

本日もありがとうございました。

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