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つま先立ちで歩くクセがある理由


僕は小学6年生くらいから、つま先立ちで歩くクセがあることを自覚していました。

どうしてつま先立ちで歩くクセがあるのか、当時は分からなかったので、まあクセだからしょうがないかなと思っていました。


しかし、最近になってつま先立ちで歩くことの理由がわかってきました。


それは、『回内足』が原因のひとつだということです。


回内でというのはこういう足です🦶
アキレス腱が内に曲がっています。


この足の何が問題かというと、足のアーチが潰れてしまうことです。


アーチは地面からの衝撃を和らげるためのクッションの役割があります。


アーチが潰れてしまうということは、歩いたり走ったりすると膝下(ふくらはぎや脛)に疲労が溜まりやすいことを意味します。


加えて、回内足のようにかかとが内側に倒れてしまうと膝下が内に倒れることで太ももの骨とのバランスが崩れ膝を痛めやすくなります。

足のアーチを確保するためには、前足部(指のほう)が回内、かかと側は回外というようにする必要があります。


しかし、何らかの原因で前足部の回内がうまくいかないと、かかとを内に倒すことで代償することになります。


その上でつま先立ちになれば、かかとは地面の影響を受けず地面からの空間が生まれるので物理的にアーチができると言うわけです。


↓こうすればアーチが高くなる👣


身体は無意識に負担を減らそうと努力してくれています。

そのうちの一つがつま先立ちで歩くクセだと思います。

それでうまくバランスが取れていれば身体としてはOKです。


だから、無理に治すのは良くないのかなと最近思うようになりました。


実際に治そうとして1年くらい取り組んだところ、膝や腰、頸など、あらゆるところに負担が発生しています。

今でもつま先立ち気味にしていたほうが、負担がなくて楽です。


一般的に良しとされる姿勢ラインにこだわり過ぎると、場合によっては歯弊害を招く。


つまり、治さない方が良いこともあるのだと身をもって実感しています😓


本日もありがとうございました。

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