パーソナルトレーナーの役割【第二の目となり視点をもつ】
こんにちは。
パーソナルトレーナーのまさおです。
昨日の記事で、お客様の第二の目となるのが我々トレーナーの役割であるという私の考え方をお伝えさせて頂きました。
第二の目となることで、お客様にどんな役割をもたらすのか。
・目に見えない背面、側面のボディメイクをサポートしバランスの良い身体を作ることができる
・筋出力の左右差を無くすことで動きやすくなれる
・お客様の動きのクセを知ることでその方にとって効果を出しやすい方法を打診できる
・お客様の感じる違和感をいち早く察知して修正しケガを未然に防ぐ
・体重や筋力の停滞期に対して次の一手を示すことができる
こういったところで第二の目としての役割があると考えています。
今回は第二の目としての役割を担う上で大切なこととして『第二の捉え方』という点も書いてみたいと思います。
第二の捉え方というのは、お客様の考える視点と別の角度から考えていくということになります。
例えば、食事の話。
一般的には小麦がダメとか乳製品がどうだとか、色々言われていてその理由も具体的かつ、最もらしいので、そう言った情報を耳にすると
小麦=ダメとか
乳製品=避けないといけない
などなど、そういった感じに視野が限定されていきます。
この視点に対して、我々は肯定的でもなければ否定的であってもいけないと考えていて、どちらかというと話半分くらいに捉えておかないと身動きがとれなくなります。
というのも、視点を変えればどんな食品にも長所・短所があるわけで、また人の身体によって合う合わないがあるわけです。
また、時には毒と言われるもの(分かりやすく言うなら加工食品など)であっても、多少はとっておかないと身体が弱くなる。
それに身体にはまだまだ沢山の分かっていないことが多いわけです。
化学が進歩してもまだまだ未知の分野なのです。
そんなところに、最もらしい理由を掲げて乗り込んでいっても無限の可能性を持っている人間の身体を制覇することは不可能です。
つまりは、偏った視点、狭い視点だけで、〇〇は摂取してはいけないと限定的になると何処かで破綻します。
また、人間には動物とは違う人間脳が存在します。これがあるから人が人としての喜びを感じることができる。
それは食事を美味しく楽しい場とするということも含まれています。
人の感じる正の感情というのは身体の中で微妙な熱エネルギーを生み出します。その熱エネルギーからは電子が放出されていて微妙な振動で独自の周波を作り出す。
その周波が自分の身体の持つ周波(これが体質だと私は捉えていますが)とマッチしていれば身体の機能は正常に運営してくれます。
しかし、避けるべき食品がその人にとっての大好物で我慢のレベルが一定ラインを超えてしまうと、フラストレーションが溜まります。
フラストレーションが溜まった時も当然ながら身体の中で熱エネルギーが生み出され、そこから出される周波というのは自分の持つ周波にマッチしていない場合がある。
そうなると、身体の中で電子同士の反発がおこる。つまりは細胞レベルに影響を及ぼしてしまい代謝低下の原因とさえなる。
だから、人の身体を構造だけで見た場合には良しとされることも人間脳として考えた場合には不都合を起こす原因となることも我々は知っておかないといけない。
だから、お客様の視点に合わせすぎると、身動きが取れなくなってしまい、やがては何らかの形で限界がきます。
それは食事の継続が困難になることかもしれませんし、お客様とトレーナーの関係の破綻を招く原因となるかもしれません。
お客様と違う視点で、可能性をひろげておいて、お客様にとっての有益な気づきを提供することは我々トレーナーの責務だと思います。
本日もありがとうございました。
自身では気づくことが困難な
食事指導
偏った知識
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