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グループ経営で未来を創る、やさしい連結会計「マネーフォワード クラウド連結会計」の導入すると変わること~集める編~

マネーフォワード クラウド連結会計で、プロダクト導入を決められたお客様の導入を支援している久保田です。
このnoteでは、マネーフォワード クラウド連結会計って何なのか、そもそも連結会計・連結決算って何なのかをカスタマーサクセスの視点でお届けしていきたいと思います。


2022年12月にリリースされたマネーフォワード クラウド連結会計は、toB領域で、いわゆる「連結会計」の領域をカバーするプロダクトです。M&Aなどでグループ会社が増加し、グループ全体の財務状況を把握した企業様、連結財務諸表の開示を求められている大会社様に導入を決めていただいております。

プロダクトとしてはリリースより1年経ちましたが、そんなクラウド連結会計を入れると、経理がどんな風に変わるのか今回はご紹介していきます!




連結精算表を作るために子会社から残高試算表を集めるのって大変ですよね

毎月、連結会計では、まずグループ経営状況を把握するために、各子会社から残高試算表・財務諸表・連結パッケージを集めてきますが、子会社情報を集めるのって大変ですよね。

グループ会社の中に海外に子会社がある場合には、拠点のある国によって休日が違ったり、現地との時差の問題や言語の問題があったり、、、

海外子会社のローカル採用の方の入退職によって、親会社とのコミュニケーションが不足していて、必要な情報をもらうだけでもやり取りに時間がかかるという状況もありますよね。
国内子会社でも、会社によって利用している会計ソフトが違ったり、締めのタイミングが違ったり、、、
会社によって残高試算表・財務諸表・連結パッケージをカスタマイズしてあり、毎月参照している場所が変わったり、、、

会社の経営状況を把握するための残高試算表を、担当者として毎月決められた期日に回収するだけでも大変です。

 

マネーフォワードクラウド連結会計とは

マネーフォワード クラウド連結会計では、子会社の担当者が直接サービスにアクセスすることで、残高試算表・財務諸表・連結パッケージを登録することができます。子会社がどのような会計ソフトを使っていても、簡単に登録可能なシステムです。
使い方もとてもわかりやすく、一度の操作で習得できるようなUIなので、翌月であっても、四半期であっても、覚えやすい操作性になっています。

今まで親会社の連結担当者が子会社の経理担当者に連絡して、残高試算表・財務諸表・連結パッケージをメールやストレージで集めていたけど、マネーフォワード クラウド連結をチェックするだけで、集まったかどうかを確認することができます。

毎月変動する勘定科目でも瞬時に対応

また報告するたびに、科目形態が変わっていることもありますよね。

新規科目が発生したり、科目が削除されたりしますが、各子会社でグループ会社の連結科目に一致するように科目マッピングまで行うこともできるので、新規で発生した科目についても安心して連結担当者が処理できます。

万が一、子会社担当者が違った連結科目にマッピングしていても、子会社にデータを再提出してもらうことなく、親会社の連結担当者自身がデータを簡単に変更する事もできるので、再現性も作業も早くなります。

特に関係子会社が多いお客様、子会社ごとに経理担当者が違うお客様、子会社によって会計ソフトが違うお客様、子会社が増える傾向にあるお客様に使っていただきたい機能が満載です。

 更に連結パッケージの回収が早くなるAPI連携

更に、マネーフォワード クラウド連結会計はAPI連携を搭載しています。

API(Application Programming Interface)連携は、異なるシステムやプラットフォーム間でデータや機能を共有するための方法で、APIを介して、アプリケーションは他のアプリケーションの機能やデータにアクセスすることができます。

マネーフォワード クラウド連結会計は、自社製品で単体会計のソフトであるマネーフォワード クラウド会計Plusやマネーフォワード クラウド会計とAPI連携でつながっています。
単体会計システムから残高試算表をダウンロードすることもなく、ボタン1つで連結精算表に残高試算表を取り込むことができるんです。
子会社担当者に連絡する事もなくワンクリックで連携できるので、とても便利ですよね。

特に、子会社で監査上指摘が入って、単体の数値が変わった場合に、連結担当者が再度、単体のデータを取込直さないといけない場合があると思いますが、、、
在外子会社経理から、その単体数値の変更の連絡があったけど、連結パッケージの変更がされていない。
そして時差があるので、現地経理担当者が既に帰宅してしまっているので、再提出の連絡をしても、誰も連絡がとれない。
連絡がとれても残高試算表の事がわからない人が対応して、結局正確な数値のパッケージがもらえるのは、翌日になってしまったって事が連結担当者としてはありますよね。
そんな単体パッケージの回収が遅延して決算が遅くなるというリスクはなくなります。


おわりに

いかがでしたでしょうか?
マネーフォワード クラウド連結会計では、連結担当者だけでなくデータの報告する子会社担当者も生産性向上するように設計されているサービスです。

初めての連結会計ソフトウェア導入であっても、導入支援でサポートするので安心して利用を開始いただけます。

ぜひマネーフォワード クラウド連結会計の機能を含め、便利さを体験いただければ幸いです。

ただ、なかなか連結会計の表計算ソフトでの計算をやめられない、M&Aで成長している企業様も多いかと思います。
そんな方には、表計算ソフトでの連結会計のノウハウセミナーも今回開催させていただきますので、ぜひご活用くださいね。

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