見出し画像

【活動報告】フェムテック振興議員連盟 第14回総会に出席しました(2023/03/30)

こんにちは。メディカル・フェムテック・コンソーシアム(MFC)事務局です。

今回は2023年3月30日に行われた「フェムテック振興議員連盟」の第14回総会が開催され、MFCからもメンバーが出席しましたので、ご報告させていただきます。

始めに、議連会長である野田聖子議員より、これからの取り組みの方向性について、次のようなお話がありました。

・フェムテックという言葉が浸透しつつあるのはうれしいが、その一方で、製品やサービスの内容について、本当に私たちの人生の向上に資するものか、科学的なエビデンスがあること等を精査し、クオリティを高めることが重要になっている。

・フェムテックは、既存の政策の手直しでなく、新しい土台を作るという意識でやっていきたい。


向かって左から、川崎ひでと議員、宮路拓馬議員、野田聖子議員

議連事務局長の宮路拓馬議員からも、これまでの議連の経過報告と、「悪貨が良貨を駆逐するということにならないよう、メディカルエビデンスに基づいた議論をしていきたい」とのお話がありました。

次に、2021年3月に政府に提出された、第1次提言書に対する、関連省庁・団体等での取り組み状況についての報告がありました。

厚生労働省からは、薬機法WGでの取り組み等について、各種機器の薬機法上の位置づけを決定したことなどの成果が報告されました。

フェムテック関連機器の薬機法上の位置づけが決まったことについての詳細はコチラ↓

MFCからは、経血吸収ショーツの評価の観点、広告表現の考え方をとりまとめたことや、デリケートゾーン用製品の広告表現について、事業者からヒアリングしてまとめた上で、厚生労働省からの見解をいただいたことについて報告いたしました。

経血吸収ショーツの評価の観点、広告表現の考え方についての詳細はコチラ↓

一般社団法人日本衛生材料工業連合会からは、2023年3月23日に公表された月経カップの自主基準について、ご報告がありました。

月経カップの自主基準についての詳細はコチラ↓

経済産業省からは、フェムテック等サポートサービス実証事業の成果についての報告と、来年度に向けての課題についての説明がありました。

最後に、以上の報告を受けて質疑応答や参加者との意見交換が行われました。MFCは今後も各省庁や団体等と連携しながら、政策提言・推進に取り組んでいきたいと思います。

次回は、いよいよ議題の三本柱の三つ目である、「更年期の諸問題を解決し、社会・経済のリーダーとなる世代がより活躍できる社会に」についての議論がスタートする予定ということです。


法人、個人問わず、フェムテック業界を盛り上げていきたい方、MFCの活動趣旨にご賛同・ご支援いただける方は、ぜひご入会をご検討ください!

また、取材や講演、医療監修などのご依頼や、ご入会に関するお問い合わせについても、下記よりご連絡ください。
https://femtech.or.jp/inquiry/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?