明治安田生命J3リーグ第21節いわきFCvs福島ユナイテッドFC〜「ダービーだから」ではなく「ダービーも」〜
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
今回もいわきFCのマッチレビューをお届けします。
今季3回目となる「福島ダービー」
文字通り「ダービー」と名のつく試合は盛り上がらないわけがない。
今節は「3120分の1」として現地で観戦させてもらいました。
この写真がお気に入りです。
いつ見ても「一戦必勝」の横断幕は他のクラブにも誇れるものだと思います。
筆者以外の3119人の観客はこの試合を見て何を感じたのでしょうか?
今回のテーマは
です。
「練習でやってきたことを出そう。」
「自分達のサッカーをやろう」
筆者やフットボールに関わる人なら一度は聞いたことのあるフレーズだろう。
ダービと名のついた試合ではあったが、両チーム共に自分達のやり方を貫いた展開や局面での攻防が見られたのは非常に良い点だろう。
いわきFCも福島ユナイテッドFCも何をもっていつも通りなのか、深掘りたいと思う。
①メンバー構成
筆者の中ではこの有馬選手・有田選手のAAコンビの組み合わせがしっくりくる。
左サイドの鈴木選手も含めて、これほどボールが収まる前線の3人ほど頼もしいことはない。
有田選手は公式戦2試合連続ゴール中。勢いに乗っているというよりかは要約チームにフィットしている感覚がある。
国士舘大時代の昨季も前半戦は怪我の影響?もあり調子が上がらない時期もあったが、後半戦にエンジンがかかっていた印象がある。
一方の福島ユナイテッドFCのキーマンは13番の田中康介選手。
右WBバックとして攻守の繋ぎ目となっており、チームの心臓だった。
基本的にはサイドにボールが流れるといわきFCのプレスの強度が上がるが田中選手の回避能力と幅の取り方ポジション取りはいわきFCにとって奪えない=止まらざるを得ない選手だった。
②いわきFCらしさとは?
先日筆者も愛読しているフットボリスタと呼ばれるサッカー雑誌からこのような記事が掲載された。
有料会員しか見れないが、必見である。普段からフットボールに関わり、もっとフットボールなら詳しくなりたいと思っている人には丁度いい解説記事になっている。
筆者の10倍いわきFCを掘り下げているので是非!
ラングニックとか、ストーミングとか様々な言葉が飛び交うが、うまく言葉にすれば
細かい原則やルールはチームによって変わってくるが、「いわきのスタイル」を簡単に言語化するとこのようになるだろう。
ハイライトを振り返って欲しい。
3.4点目はまさに自分達の得意な形で点が取れている。
ハイライトで見て欲しい3.4点目のポイント2つ
③福島ユナイテッドFCのらしさ
元々J3の中でも屈指のボール保持率を誇る福島ユナイテッドFC
前半6分の高橋選手のシュートシーン、福島の1点目の崩しなど、
ことが目的であると同時に福島が目標とするサッカーであることが伺える。
いわきFCのセンターバック遠藤選手の裏のスペースはスカウティングの段階でそのスペースを突くことは準備の段階で決められていたことは複数のシーンを見てわかるだろう。
ではなぜ福島は良い時間帯を作りながらも中々勝利に結び付かなかったのか、筆者の考えるポイントは2つ
④まとめ
ダービーと名のつく試合だからこそ、お互いの
「いつも通りにやろう」
とする意地を感じる試合だった。だからこそ「切り替え」、「走力」、「球際」で上回ることができたいわきFCに軍配が上がったと考えられる。
いわきFCはダービーを制した波に乗り、次節は藤枝との上位対決に自信を持って臨めるだろう。
余談
筆者も1年ぶり以上の現地観戦をすることができました。家族で観戦したのですが父は嵯峨理久選手と家泉選手のファンになったそうです。笑
今のいわきFCには観客を惹きつけるフットボールができていると思います。
観客動員数が伸びないことなどJ2昇格に向けての課題は今後も出るでしょう。
様々なサポーターの価値観があることは承知していますが筆者は淡々と、
自分にできる役割を果たします。
ではまた次節のマッチレビューでお会いしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました🔥