明治安田生命J3リーグ第16節 FC岐阜vsいわきFC〜皆さま!お久しぶりです!〜

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。


① 今までとこれから


約2ヶ月の間更新ができずに申し訳ありませんでした。
試験の勉強に専念するためnote自体と距離を置いていました。ログインすること自体も2ヶ月ぶりです。

マッチレビューから遠ざかっていた2ヶ月間、純粋に1人のいわきFCファンとして試合を見てきました。
メモを取ったり、試合を巻き戻しながら見ることもなく、点が入る選手が躍動するその姿をダイレクトに受け止めることができました。

いわきFCのファンとしてこの2ヶ月で思ったことがあります。
世の中には「トレンド」というものがあり、サッカーもその時代に応じて「これがいいサッカー」と呼ばれるものがあります。

・日本のサッカーは遅れている。とか

・洋式のサッカーがいいサッカーだとか

日本のサッカーは「和式」と一括りにされたりと何かと正しいか正しくないかでサッカーが一括りにされているのではないかと思いました。

「いわきFCはいわきFCらしく」

今一度原点に立ち返り、

・いわきFCのサッカーってどんなサッカーなの?

・対戦相手はいわきFCに対してどんなプレーをしたの?

・どういう意図でこういう現象起きたり、プレーになったの?

純粋な疑問をお届けできればと思います。
よろしくお願いします。

② メンバーと注目選手

https://iwakifc.com/matches/top_team/2022/0612_019429.php より引用

FC岐阜 いわきFCのメンバー

今節のスタメンは上記の通り、
星選手はアップ中の負傷により遠藤選手がスタメンに返り咲き。

個人的には古川選手の使い方が非常に難しくなっていると感じる。
スピード、抜け出し、チェイシングに行ける走力。
中々結果に結びつかない。

シュートチャンスもない試合もある中で昨季よりもよりチームのためにという意識が強いのかもしれない。多少強引にシュートまで持っていくシーンを筆者は見たい。

ただ、古川選手プレーが無駄になっているわけではない。
裏へのランニングに引っ張られ、相手センターバックの前のスペースは空いている。最近のいわきFCはその中央のスペースを崩そうとしている節は見受けられる。

前半8分のチャンスシーンも、古川選手のランニングで生まれた後ろのスペースを山口選手がよく使えているシーンである。


続いても選手について、
左サイドでのスタメンも定着しつつある山口選手。
いぶし銀として、申し分のないポテンシャルを持っているのは2年前のJFL初年度を見れば一目瞭然である。
リンクマンとしての能力が突出していることが彼の1番の魅力である。

自分自身にプレッシャーが集まっているときはフリックやヒール、ワンタッチでプレスを回避する

味方を使いたい時はボールを持って相手を引きつけ、スペースへランニングしている味方にボールを届ける。

フィジカルコンディションが上がり、守備面での計算も立つようになってきた。鈴木翔太の場所を奪うほどの資質を持つ選手であることは口を大にして言いたい。

③岐阜の思惑と対策

ここ数試合の対戦相手がいわきFCに対して行う対策の共通点は以下の通り。

①  クロスに対する守備の整理。
 3バックのチームなら3CBがボールに寄らずにクロスの対応を行うなど。(最近中が硬いと思う理由の一つです。)

②  高い位置をとるサイドバック裏のスペース
高い位置を取ってくるいわきFCの裏を逆に利用しようとするチームが多くなった。
北九州戦。松本山雅戦の失点シーン見ればあきらかであろう。

特に3-4-2-1を採用しているチームには苦戦している印象がある。

ワイドに広がるウィングバックを使ってボールを前進させる方法。
物理的にクロスに対する人数を増やすことで相手が入り込むスペースを無くすこと。


・ボールの出どころを抑えたのはFC今治

・ボールの来るところを押さえたのが松本山雅

こんなイメージだろう。

ボールを保持している時には、

① 素早いタイミングでのサイドチェンジやサイド裏へのランニング、センターバックを吊り出した上でのクロスを上げること。

が、基本となるだろう。
いわきもブロックを引いた状態ではなく。
自分達がパワーをかけたところの裏側をつかれたり、ショートカウンターを浴びて失点などが多い。

ここ数試合は日高選手の裏を突こうとするチームが多かった。対策の対策が功を奏している。日高選手のポジションバランスや対応は改善されている印象を持った。


④ BE TOUGH にこだわるチーム作り

村主監督体制になり、シーズンの折り返しを迎えようとしている。

怪我がない限り、メンバーをなるべく変化させずにチームコンセプトと約束事を落とし込んでいった。
1〜6節

調子がいい選手を積極起用し、交代のバリエーションや選手同士のコンビネーションの向上が見られる得点が増えた7〜11節

対戦相手の明確な分析に基づく対策を強化離脱からの復活をした選手の活躍やブレずに質で上回ろうとする12〜16節

ざっくりと区分けをするとこんなイメージだろうか。

・前への圧力を高めすぎて勝ち試合を取りこぼすこと。
・交代策のタイミングが良くない試合

どの試合も課題がある中で次の試合には改善が見られる試合が多く「連敗しないチーム」になった。

チームのコンセプトをブレずに突き通すこと。
細かい修正点を確実に潰していくこと。
その意志は痛いほど伝わってきた。

いわきFCはいわきFCらしく。


レビューは以上になります。
久しぶりの更新となりましたので、戦術的な部分は必要最小限になったかもしれません。

筆者自身もリハビリが必要かもしれません笑


ちなみに8月20日のホーム福島ダービーは現地で観戦予定です!🔥🔥🔥

沢山の出会いに感謝しながら、今後もマッチレビューを更新させていただきます!

最後までご覧いただきありがとうございました😊

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