高野豆腐で… 歴史が ひとつ。

こんばんは。mac"oです。

今朝の情報番組を*おはなさん*と見ていたら、レンジで作る唐揚げを、高野豆腐をすりおろした衣で作っていました。

実は、、、
ちょっとだけお先に、我が家はこのアイデアに似たお料理を、偶然、作っていたんです。


梅雨に入ってから、畑の土が雨で流れてしまって、成長途中のジャガイモが表面に出て来るから、*おはなさん*はそのまま収穫してきます。

1株分のジャガイモは、*おはなさん*の大好きな”ポテトフライ”にして、大抵はその日のおやつになっています。


「昔はよく、コロッケを作ったねえ…」

ジャガイモのことを話す*おはなさん*は、よく作ってくれていたコロッケを思い出して、懐かしそうにしています。

今日も、いつもと同じセリフをつぶやいていたら、突然わたしのイタズラ心に火が灯りました。


”雨ふりで、時間はたっぷりあるんだし…
今日こそ、やっちゃえばいいじゃない !? ”


穫ったばかりの小さいジャガイモ達に、電子レンジで火を通したら、他の材料を並べて、居間でぼんやりしている*おはなさん*を呼びました。


”ジャガイモをつぶす作業をお手伝いしているうちに…”っていう計画通りに、*おはなさん*は、うっかり「コロッケ作り」を始めちゃうのでした。


何年ぶり?…もしかしたら、何十年ぶりかの、遠い記憶を思い出しながら、タマネギとお肉を細かく切って、フライパンで炒めています。

これまで何度も繰り返し話してくれた手順どおりに、具をジャガイモに混ぜて、ブカブカの使い捨て手袋をしてから、小判形に成形しました。


とにかく思い付きで作り始めたものだから、パン粉なんてもちろんなくて、代わりに思い付いたのが、「高野豆腐」でした。

味の保証はなかったけれど、タンパク質もプラスされて、一石二鳥!!

大根おろし器ですりおろして、卵をつけたコロッケのタネにまぶして、表面が色づくくらいに揚げ焼きにしたら、とうとう出来上がりです。


早めの夕ごはんの準備をした*おはなさん*は、早速、アツアツのコロッケを食べ始めました。

「衣が…これじゃあ、美味しくないねえ、、、」

あり合わせの材料で無理やり作ったのだから、当たり前なのだけれど、、
ずっと思い描いていた、懐かしいあのコロッケ!…じゃなかったみたいです。

いつもなら繰り返されるだけの思い出話から、閃きでちょっとやってみただけで、*おはなさん*のコロッケ史にひとつ、「美味しくないレシピ」が加わった記念日になったのでした。


      ( 記念の写真がなかったので、、、残念でした。 )

       

今日の番組では、野菜やお魚を擦って、とろみのある出汁でのばした「すりながし」も、紹介されていました。

ちょっと手間はかかる…けれど、お年寄りにやさしくて、栄養たっぷりの、介助食になりそうでしたよ。

~ナンダカンダで、毎日がドタバタ中~ そんな*おはなさん*と孫を、応援していただけたら、嬉しいです!