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涙で出来た水球の内側にそのままいたかった

今朝、目が覚めたら泣いていた。静かに涙が溢れて流れていたような痕跡。久しぶりに、この夢を見た。

涙が伝えてくれたことはなんだろう。愛はたしかにあったこと、大切にしあった時間がたしかにあったこと。

一度あったものは、なくならない。それは絵が教えてくれた。上書きしても、面白いほどに痕跡を感じる。

泣きたいときに、泣きたいだけ泣けるスペースをたいせつにしたい。去年の末もそうだが、年の瀬になると生き方や在り方を問う時間になる。

自分の声を聴くスペース、時間や余白がないと、人の話も入ってこない。そういう自分にはなりたくないなと思うし、そういう環境からは離れたいとも思う。

世界とわかりあうことは、難しい。信頼することも、とても難しいのだ。

2021.12.02 @tokyo meguro

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