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ゆるやかで、夜の波のような関係性

出会って2年、いや3年か。隔週でお願いしている小顔矯正のサロンの方と、今までに1番喋った。

引っ越しが決まったこと。次引っ越すなら結婚のときかなと考えたことがあること。結婚願望もないのに。

この時点で、エステティシャンの方のホットスポットであることが伝わってきたし、わたしにとってもこの場で取り扱ってみたがっているテーマがあった。そのまま、出てくるままに続ける。

だけれど周りは家庭も、子供もあるものになっていくのに私にはないことにチクリと刺激されてしまうこと。それでも私はいまの自分の生活が楽しいこと。

テーマについては、なんというか、ある種の呪いを感じた。同時に形に囚われずに、わたしの人生を進みたいというしなやかな強さを感じて、安心があった。自分のいまのタイムラインに乗っている生活が後押し、受容されたような。

少しずつ、ホットスポットが現れていく。とてもゆっくりだけれど、しっかりと信頼で結ばれている関係。じんわり仲が深まったこの関係に、嬉しさや喜びがある。

一方でお互いのスペースが大切にできる感じがあり、言葉を交わさず静かな時間も多い。むしろ、そういった時間の方が私たちには馴染みがある。

思わず、今度飲みに行きませんか、と言いたくなった。きっとひょんなことから、縁が離れることもあるかもしれないが、居心地の良い関係性として筆に留めておきたい。

2021.11.26 19:39 @tokyo ebis

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