早めに失敗する勇気

私は興味を持つとすぐに飛びつく癖がある。
ものすごく衝動的で、飛びついて、どハマりする。
平常時であれば、どハマりすることはせいぜい2つ3つなのだが、
タイミングが悪いと5つくらいどハマりして
ひたすら自分の時間を費やし、ある日キャパオーバーを迎える。
何度繰り返しても治らない癖の一つ。
そして、またキャパオーバーの周期が来た。

キャパオーバーしてどうするかというと、断捨離をする。
大抵その前から、自分にとって何が大切か、価値があるかなんていうのはわかり切っているので
断捨離をするのはそれほど大変ではない。
大変なのは、辛いのは人を巻き込むことだ。
もうこれ以上、ここへのコミットはできません。
そう告げるその瞬間が一番辛い。あー、失敗した。なんて思う。
仕事ではないから、自由な意思でやっていることだから、
何をするのも自由。でも情はある。
一種、恋人と別れるときのような感覚だ。

自分の中で決めていることがある。
それは、失敗をして落ち込まないこと。
失敗は悲しいこと、悔しいことではない。
学ぶための絶好のチャンスなんだ。

だから、失敗をたくさんしたらするだけ
自分は学ぶチャンスを手にするんだ。
もちろんそれをどう生かすかは自分次第だけど。

まだまだ、そんなにゆとりを持って「失敗」を受け止められない
私だけど、恋愛に関しては、
たくさん失敗してよかったと心から思っている。
幾度とない失敗で、自分の傾向が非常によくわかった。
失敗するポイントもようやくわかった。
傷つい多分だけ、ペイする経験だった。

最近、新しいことをいくつか始めた。
新しい言語を学んだり、スキルトレーニングを始めたり、
新しい仕事？を始めた。
全く違うことばかりなのだけど、不思議と一つ共通点がある。
それは、自分の失敗・醜態を見つめなければならないこと。
録画された自分のダメなところを見つめて、
ここからどうするか考えなければならない。
地獄のようにしんどい作業だ。本当ならやめたい。
正直、やらなくてもいいんだ。
早く一人前になりたいから、早く軌道に乗せたいから
だからやるんだ。
自分で自分の失敗をできるだけ早く、
そしてできるだけ多く見つけるのが一番の近道なんだろうな。