見出し画像

「ねむる」という活動のはなし

ここ数年、目覚まし時計で起きていない。
夜更かししたり、飲みすぎた翌日4時起きだとさすがに設定はするけど、まぁ目覚ましがなる前に目が覚める。

僕の朝ルーティーン(Youtubeの流行的な笑)

基本的には朝4時には目が覚めている。
就寝時間は早い。
週末は21時には寝る。
平日でも飲みに行くことがなければ23時までには寝る。
そして朝4時には目覚めているのだけどここ数週間は「早起き度合い」が度を越してきた。


twitterで呟いたを見直すと
7月4日4時
7月5日0時半
7月6日23時半(日を跨いでいない)
7月7日2時
7月8日4時
7月9日5時
7月10日3時←イマココ
ってな感じだ。

2度寝は確実に悪夢かリアルすぎる意味不明の夢を見るので再度寝る意味がない(しんどくなる)ので2度寝はしない。
流石に23時とか0時とかだともう一度寝るけど、基本的にそのまま起床する。

数年間は決まって4時にパッと目が覚めるというのが続いていた。
最近はちょっと早すぎるだろという感じがする(23時とか笑)けど、これは何か睡眠の次のフェーズに入った感じがしている。

睡眠の捉え方

なぜこうなったか?を考えてみると、まず睡眠に対する考え方が変化したことが大きい。
僕もそうだったけど、睡眠というものを「休む」と捉えている人が多いと思う。
もちろんその通りだけど2パターンあるそうだ。
1、レム睡眠=身体の眠り=眼球が動いている
2、ノンレム睡眠=脳の眠り=眼球が動かない
詳しいことはググればわかると思うので書かないけど、僕の感覚だと睡眠は「休息」と「自動最適化」の意味を持っている。
ここ数年続いているのは自動最適化の効果「目が覚めた瞬間に解決している」ということが毎日の様にある。

脳の使い方

例えばCAMPはライブ感を最重要視しているので当日始まるまで点と点が線につながるポイントを常に探している。
そして進行中でも大胆に内容を変えてしまうことすらする。
なぜなら参加している人間に合わせた最適解を常に提供することが重要だからだ。
だからと言って準備が適当なわけではない。
1冊の本になるくらいの細かなCAMPのレジュメ集を見たらわかると思うけど僕は割と緻密な方なので細かなディティールまでチェックしている。
アジェンダも分単位の細かなスケジュールを一応組む。
しかし、それを実行に移してもうまく行っても100%、平均90%くらいの出来にしかならないことも経験上わかってる。
そこで、完璧に準備を整えてからそれを全て「手放す」ということをする。
白紙にしてしまうということだ。
そして目の前の人の表情、発言や出来事、雰囲気を「感じ」てアドリブで最適解を実行するということに集中すると結果が120%になったりするのだ。

自分の想像以上のことが起こるのだから楽しいし感動する。
これがクセになる。

僕にとっての「睡眠」とはこれと同じ原理になっている。
覚醒している時は徹底的に考え、インプットとアウトプットを繰り返しまくる。
そして睡眠にはいると脳は睡眠中インプットされたことやアウトプットした体験から生じる「知識」と「感じ」がバラバラのピースの状態だったものを全て組み立ててくれてるのだ。
だから僕は睡眠から目が覚めたら何を一番にするかというとメモだ。
google keepというメモ帳アプリには睡眠から目覚めた直後に閃いたことが書かれまくってる。
早起きは三文の徳と言うけど、僕にしてみたら早起きは十文字キックくらいのパワフルさがある。

だから僕にとって睡眠とは「休息」でもあるけど「最適化」でもある。

そもそも脳はオートメーション化(自動運転的な)する機能がついている。
皆さんも経験にあると思うけど、玄関を出て駅に向かう。
するとふと思う「あれ?鍵掛けたっけ?」
そして玄関に戻りドアノブを回すと鍵が掛かっているという体験。
これは脳が勝手に任務を遂行してくれている証拠だ。
(ちなみにこの「鍵かけたっけ?」を回避方法に有効なのは指差し確認だ)

肉体と脳と意識の存在

ここで浮上してくるのは脳が任務遂行していた時に「自分」は何をしていたか?ということだ。
ここで分かるのが「意識」の存在ということになる。
「意識」は別のところに向いていたのだ
例えば「駅前のパン屋でパンを買おう」とか「あ、あの人にLINE返すの忘れてた」とか未来や過去に意識は向いていたことだろう。

多くの人がこの意識と脳と肉体を「自分」だと思っていると思う。
僕はそう捉えていない。
肉体と意識の話は長くなるのでまた書こうと思うけど、睡眠の話でいうと「脳」の使い方は高性能のスーパーコンピューターだと捉えること。
そして、それがフルスペックを発揮するのが睡眠時だという考え方だ。

そもそも寝てる時間、起きてる時間という構造ではない

この話をすると多くの人に「昼間眠たくならないんですか?」と聞かれる。
眠くなることはほぼない。
逆にその質問から分かるのは睡眠=肉体と脳を休ませているという先入観だ。
「寝ていないから眠たくなる」という論理はあっているしまちがってるともいえる。
レム睡眠とノンレム睡眠の周期で体と脳は休んでもいるし超活動もしているからだ。
そして僕が脳をリフレッシュする為にやっているのは瞑想だ。
瞑想をすると脳が(意識と肉体も)良い状態になる。
これは睡眠と同等以上の価値のあるものだと実感しているので起床して時間をとって瞑想する。
(ちなみにサウナもそのラインナップに入る)
始発の新幹線ではほぼ1時間半瞑想しているけど、眠るよりも遥かに全てがクリアになる。
つまり大雑把な認識が誤作動を起こしているとも言える。
起きている時間と寝ている時間(活動時間と休息時間)
という構造ではなくて
起きている時間(活動時間、瞑想時間(脳と意識のリフレッシュ))
寝ている時間(レム睡眠(身体の眠り、脳の活動)、ノンレム睡眠(脳の眠り、体の眠り))

少なくともこういう構造になっているんだよなぁと個人的に思う。
大体ここまで話をすると聞いている人の目の瞳孔が開きっぱなしになっちゃうんだけどね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?