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会議は踊る、されど進まず
こんにちは。畑中です。
皆さん仕事で会議やミーティングをすることがあるかと思いますが、その会議によって前に進む具合は違うかと思います。
短時間でスピーディーに物事が決定されていく場合と、時間をかけてもなかなか進んでいかない場合もあると思います。
タイトルにもしている「会議は踊る、されど進まず」という言葉は1814年に開かれたウィーン会議を風刺して言われた言葉です。
当時会議に参加したヨーロッパ各国が自国の利益を主張するあまり、利害の衝突が発生して全く会議が進まなかったというものです。
ちなみにウィーン会議は翌年1815年6月にウィーン議定書が締結されるまで続き、約9か月も開催されていました。笑
9か月はさすがに長すぎますが、そもそもなぜ会議が前に進まないということが起こるのでしょうか。
今回はその理由を考察してみたいと思います。
理由その1:議論が白熱しすぎる
1つ目の理由は会議が盛り上がりすぎることです。
いいことなのですが、意見が活発に出されることで収拾がつかなくなるケースがあります。
また、話し合っているうちに着地がどこなのか見失ってしまうということもあります。
理由その2:発言できない空気がある
参加者の役職や立場が違うと起こりうる理由です。
特に立場が上の人が誰かの発言をつぶすようなことを言ってしまうと特にそういった発言しにくい空気が流れます。
さらに、結論ありきで話が進んでいて意見を言っても無駄だなと参加者が思っているのも同じ状況かと思います。
理由その3:会議の方向性があらぬ方向へ行く
3つ目の理由は会議自体があらぬ方向へと言ってしまうということです。
“なんだか少しズレている気がするけれど、このまま話が進んでいきそうだな”と参加者みんなが感じている中であっても、会議の途中で話を戻すというのはなかなか難しいことですよね。
「コンコルド効果」や「サンクコスト」なんて言ったりもしますが人はそれまでかけてきていた時間や労力を無駄にすることを嫌います。
これまでの時間や労力を無駄にしたくないばっかりにそのまま進み続けてしまうこともよくあることかと思います。
どういった理由であっても、大切なのは、「その会議で何を決めたいのか、どうしたら前進するのか」という考えを持って会議をすること、終わった時に全員の認識があっていることだと思います。
そのため、ズレていることや、停滞していることがあれば一度会議を止めて時間をおいてみるというのも一つの手ではないかと思います。
いい仕事をしていくうえでより一回一回の会議を大切にしていきたいなと思います!
読んでいただき感謝です♬
畑中勇人
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