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【2024/08/25開催】「ホームビデオ鑑賞会」を一緒に作りませんか?

めとてラボ」は、視覚言語(日本手話)で話すろう者・難聴者・CODA(ろう者の親を持つ聴者)が主体となり、一人ひとりの感覚や言語を起点とした創発の場(ホーム)をつくることを目指したラボラトリーです。
コンセプトは、「わたしを起点に、新たな関わりの回路と表現を生み出す」こと。素朴な疑問を持ち寄り、目と手で語らいながら、わたしの表現を探り、異なる身体感覚、思考を持つ人と人、人と表現が出会う機会やそうした場の在り方を模索しています。


めとてラボの活動のひとつ「アーカイブプロジェクト」では、『手話から生まれる自然な生活文化の保存』をテーマに、手話やろう者の生活文化の新たなアーカイブ手法とその活用についてリサーチやディスカッションを重ねています。
その一環として、誰もが参加できる企画である「ホームビデオ鑑賞会」を実施しています。

「ホームビデオ鑑賞会」とは、ろう者の家庭で撮影されたホームビデオを、そのホームビデオに映っているご本人にゲストとしてお越しいただき、一緒に鑑賞するというものです。

家の中やお出かけするときの、家族間の手話での会話の様子。
友だちと会うときや教室の中での会話やその空間。
生活の中のさまざまな場面に、手話での対話があります。
そういったさまざまな生活文化の様子を集め、記録・保存するとともに、鑑賞を通した対話の場を作っています。


昨年度は2組のご家族にご協力いただき、2度実施しました。
その様子についてレポートにまとめていますので、ぜひご覧ください。

今年度は、この活動をもっと幅広く知っていただきたい、いろいろな人と活動を共にしたいと思い、その始まりの企画として『「ホームビデオ鑑賞会」を一緒に作りませんか?』を開催します。

企画の大まかな流れは以下を予定しています。

【企画当日の流れ】
1.ホームビデオ鑑賞会のねらいを知ろう
2.これまで実施した企画の振り返りを聞こう
3.実際にホームビデオを見てみよう
4.気づいたことや感じたことを話し合ってみよう
5.私たちにできることを考えてみよう

講演会や講座、演劇やドラマなどで手話を見る機会は増えてきていますが、毎日のように接している家族や友達との自然な手話の会話は、終われば消えて忘れ去ってしまいます。誰かとの自然な会話、そこにこそ「手話から生まれる自然な生活文化」のヒントがたくさん隠されているのではないでしょうか。

「ホームビデオ鑑賞会」の面白さを共に発見し、一緒に作ってみませんか?

【開催概要】
「ホームビデオ鑑賞会」を一緒に作りませんか?
開催日時
:2024年8月25日(日)14:00~16:00
開場時間:13:45
場所:5005(ごーまるまるごー)
〒110-0001 東京都台東区谷中3丁目24-1野口ビル1-A
西日暮里駅から徒歩5分

定員:20名(先着順)
参加費:無料
対象:どなたでも参加できます(手話通訳あり)

【申込方法】
下記、申込フォームよりお申し込みください
申込締切:2024年8月17日(土)23:59

※プログラムは変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営および案内のみに使用します。

本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。東京アートポイント計画は、社会に対して新たな価値観や創造的な活動を生み出すためのさまざまな「アートポイント」をつくるために、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、地域社会を担うNPOとともに展開している事業です。実験的なアートプロジェクトをとおして、個人が豊かに生きていくための関係づくりや創造的な活動が生まれる仕組みづくりに取り組んでいます。
https://www.artscouncil-tokyo.jp

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人ooo

【お問い合わせ】
一般社団法人ooo(めとてラボ)
E-mail:ooo.institute@gmail.com